今日の記事は少し提灯記事っぽい部分があるので、記事内容については各々で判断してください。理由は最後に。
ただ、結局作品自体の評価は読んだ人各々のものなので、興味があったら読んでみても良いんじゃないの、止まりなんですが。いつものことながら。
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さて、今月26日頃*1、以前の予告から遅れること約4年。
ついに「預言者ピッピ」の1巻が発売されました。
- 作者: 地下沢中也
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2007/05/05
- メディア: コミック
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アマゾンはまだ書影入ってないんで*2こんな感じ。帯付きではこう。右が帯取った状態。
現在、講談社のイブニングで「片岡さんちのクリコちゃん」を連載中の地下沢中也の長編。
第一部が全7話なので、そこまで収録されるのかと思っていたのですが、1〜5話までが収録されています。
主にギャグ・コメディ漫画を描いている漫画家ですが、これはシリアス、かつ、SF的設定を持つ作品です。
地震予測用のロボットがさらにその先を預言した時、人類に何がもたらされるのか。
その結末は未だ発表されていません。
GoogleとYahoo!のブログ検索結果を見ても
Google
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?fr=top&ei=UTF-8&p=%E9%A0%90%E8%A8%80%E8%80%85%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%94
「待っていた」「やっと出た」「もう出ないのかとあきらめかけてた」という声が多いのですが、それもそのはず、元々は2003年に発売されると予告され、その後まったく音沙汰がなかったんですわ。
下の画像が2003年時の予告。(この予告が載ったCOMIC CUE Vol.300*3は2003年5月に発売)
次回から物語はラブロマンス方面へと進んでいく予定
と書かれていたのですが・・・。*4
結局、COMIC CUE自体が、Vol.400が2004年に出ると予告されながら、2007年4月末日現在、まったく予告も何もなしのままなんですね。
まあ、このVol.400で企画されてていた文藝作家×マンガ家コラボレーションって企画自体がVol.4*5の焼きなおしな上に後発のもの*6に追い抜かれちゃっていまさらやる意味が無くなってるのも事実ではありますが。
江口寿史が関わっている以上、出ると言っておいて出ないのは正常運転というか予測どおりというかではあるんですけどね・・・。
とにかく、ギャグの地下沢中也しか知らない人はこれを読むとかなり印象が変わるでしょうし、ゾワゾワくる作品を読みたい、という方にもお勧めの作品です。
#なにがどう提灯記事なのかというと、色々あってサイン本が手元にあるのです。いやもちろん、それ抜きでも面白いのは確かなんだけど、書いとかないとフェアじゃないですよね、多分。
*1:なのかどうか。奥付は2007年5月5日になっている
*2:2007/05/03 取り消し線。帯なしの画像が入ったので帯なしを削除
*3:これはこれで非常に面白いのですが。ドラえもんの秘密道具を題材にしたアンソロジーというかトリビュートというかムックというか 参加メンバーは小原愼司、羽海野チカ、チーム紅卍、なにわ小吉、とり・みき、小田扉、朝倉世界一、南Q太、おおひなたごう、さそうあきら、阿部潤、いましろたかし、福島聡、岩岡寿枝(岩岡ヒサエ)など
*4:エリザベス・フレイザーですか。最初の一枚選ぶならこれかなあ。 Stars & Topsoil: Collection 1982-1990
*6:たとえば