情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

先週今週読んだ本

  • 妖精の王国
    • 行ったきり帰ってこない物語。シェイクスピアは常識というか教養というか、普遍的知識としてよいのでしょうか。
  • イェンディ・テクラ
    • 暗殺者ヴラド・タルトシュの2,3。ちょっと陰鬱。寿命がまったく違う種だと考え方に差が有りすぎてどうしよもなくなるんじゃないのか、とも。
  • プルトニウム
    • オールドタイプなハードボイルド小説のパロディを基に色々入れて見ました、てな感じかな。シリーズ化されてるらしいけど、うーん。
  • 宇宙はジョークでいっぱい
    • 日本語訳が発売されたのは1985年3月。あの事故がおきたのが1986年1月。なもんでこの本は希望に溢れまくってて、それ故に一寸悲しい。
  • タキオン網突破
    • 長期休暇に学生が大冒険SF。って書くとちょっと誤解を招きそうだけど軽いノリで夢も希望もあるお話。ただし、これは1988年に訳出されたんで、解説に「宇宙開発がすでに「失われた未来」となりかかってる御時世であるだけに・・・」なんて書かれてたりします。
  • グリュフォンの卵
    • 短編集。↓の3つは結構好き。
      • 『ギヌンガガップ』「蜘蛛」てのがあんまりイメージわかない。コピーされて増えていく自分達ってのはどうなんでしょう。
      • ティラノサウルススケルツォ』改変の試みさえも予定・予期されている時間移動技術は役に立つのかたたないのか。どんな「料金」が誰に支払われるんだか。
      • 『時の軍勢』この場合は未来も過去も不確定なはずなんだけど、どこかに影響の出るまでのタイムラグ(?)とかどうなんでしょうか。
  • バーサーカー
  • 前世再生機
    • これは記憶だけを別に残しておくけど、増やしたり移植しようと思えば可能なタイプの記憶委譲。これも最初の方はハードボイルド系かと思わせておいて全く違う方向に行く話か。「銀河のさすらい人」よりこっちの方が好みなんですが、表紙に出来そうなキャラ居ないし復刊はしにくいですかね。

妖精の王国 表紙 策謀のイェンディ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT) 虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT) プルトニウム・ブロンド (ハヤカワ文庫SF) 宇宙はジョークでいっぱい 表紙 タキオン網突破! 表紙 グリュフォンの卵 (ハヤカワ文庫SF) バーサーカー皆殺し軍団 表紙 バーサーカー 赤方偏移の仮面 表紙 前世再生機 表紙




#「星のオルフェ」が見つからない。どこやったっけ。