日本雑誌協会の「掲載各誌・発行部数リスト」*1が更新されたそうで、早速見てきたのですが・・・。
単行本派のほうが増えてるんでしょうか。雑誌派は減ってるんでしょうか。
これはちょっと極端な例だけど、NANA@矢沢あいなんて、掲載誌のCookieは20万部くらいなのに、14巻までの累計が3200万部*2ってことは1冊220万部以上ってことで、圧倒的に単行本派が多いことが分かります。
で、はてなのキーワード統計グラフ*3で見るとその作品が単行本派が多いか、雑誌派が多いか、はたまた両方かが見える・・・かも。
と思って見始めてみたら、色々あってなんとも、というお話。
アニメ化やドラマ化や映画化された作品はそちらの影響が大ですね、やっぱり。
のだめカンタービレ
過去1年のグラフで突出したピークが3回あって、それぞれが単行本11,12,13巻の発売時です。
これは単行本派がかなり多いことが判ります。(もうすぐ出る14巻も大きなピークになるはず)
のだめは13巻までで単行本が800万部以上出てる(1冊平均で60万部以上)のに対し、掲載誌のKissは20万部以下の発行部数らしいので、単行本派が3倍以上居るってことですか。
シグルイ
こちらも単行本発売時の山が3つ。
巻を重ねるごとに単行本発売時の山が大きくなっていく傾向が見え、掲載誌が月刊誌ということもありますが、単行本派が多いのではないかと。
あとは、非ピーク時の言及数が徐々に底上げされて行ってる様にも見えます。
無敵看板娘
雑誌派が多いのか、絶対数は少ないのですが、安定したグラフです。
単行本発売時に急いで買うタイプの漫画ではないってのもあるかも。
NANA
やっぱり映画の大きな山が。(それでも各単行本発売時にはちゃんとピークが出ていますが)
TVアニメ放映時にはどうなるんでしょうか。
HUNTER×HUNTER
(グラフ記法はあえて使ってません。あとで見たときにワケわかんなくなるんで。)
#本日の正式タイトルは「はてなキーワード統計グラフで見る漫画作品言及数から雑誌派、単行本派の傾向を探ろうとしてみた・・・けど失敗だったかも」です。
*1:http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/
*2:なんか見るたびに増えてるんで今本当はどのくらいなのかよく分からない
*3:これ好きなんですよ
*4:2巻は、2005年の12月20日以来、はてなダイアリーの「注目の商品」1位を今日までキープし続けています。http://d.hatena.ne.jp/hotasin