情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

コミックバンチでも歌謡マンガ大全集

 コミックバンチの今号の予告ページにて発表された読み切り競作企画「My Best Love Song」*1って、まんまヤンマガの「歌謡マンガ大全集」なんですが、企画がパクリだろうとインスパイアだろうと、この手の読み切り競作は好きなんで大歓迎です。

  


 なんか、今回のバンチでの作家陣は小学館寄りって感じもしますが。
 あと、土屋ガロン原作は誰が画を描くんですかね?


 バンチの次号予告*2と、以前書いてたメモより、各企画での著作者とタイトル、歌手、楽曲の発表年を挙げるとこんな感じ。

My Best Love Song(2005年、週刊コミックバンチに掲載*3 )

 この中ではさそうあきらに期待大。

歌謡マンガ大全集(1984年〜1985年、ヤングマガジン*8に掲載)


 どれか一つを選ぶなら、きうちかずひろの「上海帰りのリル」を。BE-BOP-HIGH SCHOOLとまったく違う意外な面が見られます。

平成歌謡漫画大全集(2003年、週刊ヤングマガジンに掲載)

 どれも良いのですが、久保ミツロウリンダリンダは特にオススメです。いつかどこかに収録されることを期待。



 単行本に収録されてるのもあれば、未収録のもあります。
 元祖の歌謡マンガ大全集は当初全1巻の単行本*10として出版されて、その後に普通のヤンマガコミックスサイズで2分冊として出版されてる*11んで比較的入手は容易かな。
 また、は各作家の単行本に収録されています。*12
 

 どれも作家の色が出ていて一読の価値アリでしたが、さて、バンチの方はどうなりますかね。
 あと、ヤンマガでは映画をテーマにした「映画マンガ大全集」という企画もやってまして、そちらはこんな感じのラインナップ。

映画マンガ大全集 ()内は映画の製作年度

 こっちは権利関係とか色々あってかどうか知らないけど、最初に出た2分冊*13以外には未収録になってるのがほとんどなんですね。
 望月峯太郎とか岡田ユキオは最近の作風や描線と大違いで面白い。


*1:http://www.comicbunch.com/magazine_info/popup.html

*2:http://www.comicbunch.com/magazine_info/popup.html

*3:予定。タイトルが曲名のままかどうかは不明

*4:ウヒョ助改め

*5:アルバム「爆発オンパレード」

*6:アルバム「放課後の性春」

*7:狩撫麻礼

*8:当時は隔週

*9:副題:的リックス疲労デッド

*10:ISBN:B00007C8AQ

*11:ISBN:406102129X,ISBN:4061021303

*12:私に分かる範囲ではこれだけですが、他にもあるかも?

*13:ISBN:4061021311,ISBN:406102132X