情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

うつくしい のはら-プルートによせて-

いやーやられたやられた。芸幅が広いというかなんというか。
今までの肩透かし編や巻頭の対談漫画があんなだったからこっちもそんなかな、と思ってただけに落差も加わってダメージ大きいわ。
それも全部予想済み、というか想定どおりに手のひらの上なのかもしれないけれど。


本人が意識してかしてないかは知らないけど、西原理恵子は今まであんまりこういう「死」を描いてこなかったと思う。
殴られたり蹴っ飛ばされたりして流血することがあっても、こんなふうにあっさりと理不尽でさえあるような死は描かれていなかった。
まあ、それは物語の舞台がそういうものだったからかもしれないけど。


PLUTO@浦沢直樹に直接絡んでは無いんだけど、その背景や過去の部分にある、あった、あり得る物語達のうち一つなのかしらねえ。


しかし、こう来るとはなあ・・・。






#ここで疑問が一つ。去年の手塚治虫文化賞の3作品のうち、この物語とは無関係であるはずの1つが、夕凪の街 桜の国@こうの史代だったこともこの物語の遠因として考えに入れるべきなんですかねえ?