こうしてまた1人去っていってしまうのですね。
永島慎二は、悲しいことを悲しいままに描ける作家だった、とでも言うのかなあ。
もちろん、そこに脚色や計算があったのは確かなのですが「おもしろうてやがて悲しき」ともまた違う妙な感触をもった作品が印象に残っています。
これは、ガロ1978年12月号、「そのばしのぎの犯罪」最終回あとがきより自画像代わりのカット。
同扉。*1
#ここで疑問が一つ。ふゅーじょんぷろだくとが途中まで再刊してた「漫画家残酷物語」って完結してないままなの?
*1:そう。2色ページが赤黒に限らず、青黒とか黄黒とかあったんですよね