情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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コミック誌カバーガールグランプリ2015(CCGG2015)決定!ソロ部門は宮脇咲良、ユニット部門は私立恵比寿中学、グループ部門は乃木坂46!




 2015年に、「最も多くの漫画雑誌で表紙を飾ったアイドル」を決めるコミック誌バーガールグランプリ2015(以下、CCGG2015)が決定しました。


 各部門のグランプリは

 です。おめでとうございます。


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 各部門、5位までの結果は以下のとおり。

順位ソロ部門ユニット部門グループ部門
1宮脇咲良私立恵比寿中学乃木坂46
2篠崎愛ももいろクローバーZHKT48
3佐野ひなこチームしゃちほこAKB48
4橋本環奈でんぱ組.incNMB48
5安枝瞳フレンチ・キスSKE48
 AKB48HKT48のメンバーは、ソロ登場が多く、グループ名ではクレジットされない、逆に乃木坂の場合は数人で、というパターンが多かったためこのような結果になっています。

CCGG2015とは


 2015年度に発売された、週刊・隔週・月刊漫画雑誌*1で、アイドルや女優が表紙として登場したものを集計した結果から、独自のポイントシステムにより順位を決定するグランプリ。
 漫画雑誌の表紙という、コンビニ、駅売店、書店の店頭においてまさに「看板娘」として評価されたという栄誉ある賞です。


 とはいえ、私soorceが勝手に調査したの独自集計データと計算式による結果なので、まとめかたに納得が行かない人は、まあそのように。
 アイドルに詳しいわけでもないので、間違いなどあったらごめんなさい。
 ソロ、ユニット、グループの分類基準も、soorceがそうじゃあないかなー、と考えたもの。
 全員集合の表紙が出来るなら「ユニット」、抜粋でしか載れないなら「グループ」かなあ、と。
 しかし、記録としては間違ってないはずです。


 ヤングキングは方針がブレまくってるのがちょっとアレですが。
 ヤングジャンプにも漫画作品表紙の号が増え、グラビア表紙の減少傾向は続いています。

各部門上位のポイントと、表紙登場回数


 では、各部門の上位の、獲得ポイントと表紙登場回数を見ていきましょう。

ソロ部門

 23位タイまで上位30人の一覧。
 1位の宮脇咲良HKT48所属。週刊、隔週と色々なのに登場。
 篠崎愛は2013年の1位を含め、これで4年連続2位以内。安定した人気。


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順位名前ポイント登場回数
1宮脇咲良13513
2篠崎愛13014
3佐野ひなこ1049
4橋本環奈1029
5安枝瞳889
6柏木由紀868
7大場美奈768
8山本彩748
9島崎遥香726
10兒玉遥677
11白石麻衣646
12小島瑠璃子605
12武田玲奈605
14久松郁実566
15松井珠理奈545
16柳ゆり菜526
17広瀬すず484
17石原さとみ484
17都丸沙也華485
20松井玲奈464
21おのののか424
22高崎聖子383
23西野七瀬363
23大島優子363
23渡辺麻友363
23堀北真希363
23有村架純363
23天木じゅん364
23渡辺美優紀364
23古畑奈和364


 登場回数を見ても、昨年上位の方が下に行ってたり、やはりこのこの業界は競争激しいですねえ。

ユニット部門

 登場回数とポイントに乖離が生じてるのは、ビッグコミックスピリッツでの混成ユニットの影響。スターダストプロモーションが仕掛けてるのですね。
 また、でんぱ組は、浅野いにおによるイラストでの表紙が1回ありましたが、それもカウント対象としました。


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順位ユニット名ポイント登場回数
1私立恵比寿中学765
2ももいろクローバーZ402
3チームしゃちほこ281
4でんぱ組.inc242
5フレンチ・キス182
6E-girls121
7palet121
8SEKAINO-OWARI121


 グル―プ内ユニットでクレジットされるのがフレンチ・キスくらいで、後は個人名かグループ名に。
 売り方とヒットの移り変わりもあるんでしょうなあ。
 

グループ部門


 グループ名義での登場は乃木坂が圧倒的に多い。。
 で、他のグループは個人名になるのが殆ど。色んな所に兼任として所属してる人が多いから仕方ない、のかねえ?


 乃木坂46物語



順位グループ名ポイント登場回数
1乃木坂4612812
2HKT48666
3AKB48545
4NMB48222
5SKE48101

男性部門


 は、今年はなし。

全データ


 表紙が、漫画作品メイン表紙だった号は「-」としています。また、合併号休みの場合はその旨を。
 全体としては、グラビア表紙ではない号が再度増えてきてるのかな。マガジン、サンデーで多かったけど、チャンピオンは弱虫ペダルに食われたか。(参考>2015年度も、週刊少年チャンピオンは「弱虫ペダル」を押しまくり。実績を見るとやっぱり凄かった。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明)


グラビア表紙回数2012年2013年2014年2015年
マガジン37333138
サンデー28121120
チャンピオン32322016
ヤンマガ48484647
スピリッツ46464545
ヤンジャン45383536
ヤンチャン24242424
ヤンキン-101716
ヤンガン24242424
アニマル23242424
アクション24242424
ヤンチャン烈12121212
アニマル嵐12121212
月刊ヤンマガ12111212
別冊ヤンチャン--212
キスカ--912

週刊青年誌


 曜日の関係で、ヤンマガのみ53号までありました。
 最多は佐野ひなこの6回。























































号数ヤンマガスピリッツヤンジャン
1橋本環奈 安枝瞳筧美和子
2佐々木希渡辺美優紀本田翼
3合併号合併号休-
4小嶋陽菜岡田サリオ篠田麻里子
5合併号合併号休合併号
6AKB48乃木坂46早見あかり大島優子
7長尾まりやてんかすトリオ合併号
8都丸沙也華ももいろクローバーZ私立恵比寿中学
9---
10高崎聖子広瀬すず最上もが
11佐野ひなこ西野七瀬ゲンセキ10!!
12乃木坂46新井恵理那-
13柏木由紀ももいろクローバーZ武田玲奈
14マギー佐藤衣里子西野七瀬
15柳ゆり菜チームわたあめPINKS有村架純
16乃木坂46新井愛瞳-
17橋本環奈 山本彩大谷翔平
18NMB48井上小百合宮脇咲良
19都丸沙也華山下永夏乃木坂46
20大島優子松井玲奈-
21HKT48安枝瞳柏木由紀
22佐野ひなこチームよつば合併号
23合併号合併号能年玲奈
24島崎遥香チームしゃちほこ松本愛
25ヤンマガグラビアモデルグランプリ柏木由紀-
26久松郁実鹿沼憂妃指原莉乃
27AKB48パープルレイン島崎遥香
28佐野ひなこでんぱ組.inc齋藤飛鳥
29小嶋陽菜私立恵比寿中学-
30都丸沙也華&久松郁実&柳ゆり菜森咲樹×浜崎香帆武田玲奈
31-白石麻衣×橋本奈々未-
32朝比奈彩牧野結美広瀬すず
33佐野ひなこ-須藤凜々花山本彩渡辺美優紀
34前田敦子佐藤聖羅新川優愛
35都丸沙也華蓮佛美沙子palet
36山本美月知英木�啗ゆりあ
37石原さとみ渡辺美優紀合併号
38合併号合併号-
39浅川梨奈山下永夏石川恋
40真野恵里菜渡部麻衣最上もが
41池田エライザイラストでんぱ組武田玲奈
42佐野ひなこ佐藤衣里子 -
43久松郁実合併号松岡菜摘
44朝比奈彩生田絵梨花-
45浅川梨奈佐野ひなこ篠崎愛
46大川藍波瑠柏木由紀
47監獄学園キャスト土屋太鳳 -
48乃木坂46島崎遙香白石麻衣
49久松郁実新井愛瞳齋藤飛鳥星野みなみ
50木下彩音高柳愛実西野七瀬
51AKB48 私立恵比寿中学おのののか
52筧美和子松風理咲馬場ふみか
53HKT48



隔週誌


 最多登場は、宮脇咲良大場美奈兒玉遥が各5回。
 群雄割拠。

号数ヤングチャンピオンヤングガンガンヤングキングヤングアニマル漫画アクション
1古畑奈和乃木坂46-篠崎愛宮脇咲良
2筧美和子白石麻衣-松井玲奈加藤玲奈
3山本彩鈴木愛理-松川佑衣子安枝瞳
4柳ゆり菜SKE48杉原杏璃HKT48宮脇咲良
5山地まりHKT48岡本玲天木じゅん森保まどか
6小松美咲鈴木愛理益若つばさ岸明日香小島真子
7篠崎愛 譜久村聖宮城舞橋本環奈山本彩
8NMB48 山田菜々&矢倉楓子&白間美瑠古畑奈和-篠崎愛大場美奈
9 倉持明日香内田真礼舟山久美子大場美奈宮脇咲良兒玉遥
10ミスヤングチャンピオン5代目グランプリ大場美奈藤後夏子HKT48宮脇咲良
11宮脇咲良 荒井愛瞳丸高愛実おのののか白間美瑠
12篠崎愛 兒玉遥逢沢りな安枝瞳横山由依
13おのののか生駒理奈柳ゆり菜小間千代向井知美音
14石川蓮 山地まり大屋夏南天木じゅん古畑奈和
15山本彩おのののか橋本環奈乃木坂46深川麻衣
16乃木坂46 深川麻衣秋元真夏 田中美麗-兒玉遥須田亜香里
17兒玉遥 譜久村聖中村静香宮脇咲良入山杏奈
18安枝瞳 大場美奈-平佑奈佐藤聖羅
19吉木りさ 譜久村聖池田エライザ小池里奈小嶋真子
20篠崎愛 篠崎愛篠崎愛福原遥森保まどか
21フレンチ・キス 鈴木愛-兒玉遥松岡菜摘
22安枝瞳 桜井日奈子石川恋石川恋朝長美桜
23宮脇咲良 兒玉遥-大場美奈矢吹奈子
24大場美奈 星野みなみ池田エライザ橋本環奈宮脇咲良


順位決定システム


 順位決定に使用したのは、「表記名称優先加算方式」です。
 クレジット「&」などを使った多人数の場合、それぞれに分割しています。

  • 雑誌刊行頻度に応じて、1号あたりの総ポイントを決定。(週刊少年・青年誌:12P、隔週誌:10P、月刊誌:8Pとしました)
  • 表紙グラビアとして登場・クレジットされた、ソロ、ユニット、グループにそのポイントを与える
    • 複数人が非ユニットとしてクレジットされている場合は、人数で総ポイントを割って与える
    • 二人や三人でも、グループ名表記が優先されていたらグループとして得点。
  • ユニット選抜混成の場合は、そのユニットに分割して与える(スピリッツの表紙な)
  • そのユニットがイラストで描かれてた場合もアリとした。(ビッグコミックスピリッツのでんぱ組表紙な)

 どのグループに属してるか、とかは考えるのやめました。わかんないから。
 スピリッツの特殊シリーズがややこしいのが全部悪い。


  
  

最後に一言


 昨年までとポイントシステムを変更し、グループ偏重傾向を排除してみました。
 グラビア表紙の総回数は、実は増えているという、謎傾向。
 雑誌の販売部数はどんどん減っててヤバいですが、実売はその方が上がるでしょうか・・・。
 電子書籍との絡みとか考えると、どうなんですかねえ。


 といったところで今回はここまで。
 それでは、また来年(?)


*1:週刊誌は1〜53号、隔週誌は1〜24号、月刊誌は1〜12月号