情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

タイ語版の「ドラえもんプラス」はやっぱりすごい


 日本では、2005年からてんとう虫コミックス未収録分を全5巻として発売された「ドラえもんプラス」。
 ドラえもん プラス (1) (てんとう虫コミックス)


 今回紹介するのはその1巻のタイ語版なのですが、装丁も中身も色々とすごいんです。
 ちなみに、定価は85バーツ。日本円だと270〜280円くらい。安いな。

装丁


 そのままの見た目はこう。
 


 ひとつめくると、日本版と同じ表紙絵があります。
 


 そう。これタイトルロゴと「+」を切り抜いてそこに透明ビニールのある特殊カバー仕立て(裏表紙からつながってる)なんですね。
 


 日本語版より豪華じゃねーか。って、これなんか別のドラえもん関係のデザイン流用?ちょっと読み辛い。



 カバーの左側が背という繋がり方向になってることからも判るとおり、本文は左から右に読む反転仕様。
 これは、初期の海賊版翻訳がそうだったことを引きずってるとかですかねえ。

翻訳


 掲載されてる作品は日本語版と同じ。だと思います。本文の絵をみたかぎりはそうでした。
 



 タイ語の漫画翻訳では、基本的に書き文字擬音も日本語からタイ語に修正されています。
 (参考記事:タイ語版Dr.スランプの翻訳がすごすぎる)


 で、何がすごいって、シーンやシチュエーション事にちゃんと異なった活字や文字で置き換えてるんですね。

 
  


  

 
 


 


 また、アルファベットが絵の中にある場合、それを勘案してる。ちゃんとジャイアンの「G」がそう読めるようになってます。(いやまて、これはそのコマだけ左右反転してないのか?)

 

 タイでは人気がある作品だからこそ、色々と凝った事やるんですかね。


 といった所で今回はここまで。

読んだ本

  1. 隔週漫画アクション
  • アクション
    • 新連載。復活というか再起動ですね。ひょっとしてこれも武器になったり兵器になったりの「女子兵器」ジャンルになるんだろうか。>クロノスへイズ@高野真之
    • シリーズ新連載。同性愛での浮気って、法律的には不貞ってことになるのかしら。判例とかあるんですかね>リベンジH@仙道ますみ
    • 戦車に、って食事とかどうしてるんだろうな。というか、人間形態に戻れたりはしないのかしら>飛行迷宮学園ダンゲロス@架神恭介×猫井ヤスユキ
    • そこまでに掛けた時間とか費用とか、考えてないんだろうなあ。次回、最終回。>しっぽ!エンハンスメント@大野ツトム。
    • そうか、子供が妖怪ウォッチ世代なのか。仮面ライダーのとかでも、親の方が積極的に動くってのはままありそうだよね>うちの妻ってどうでしょう?@福満しげゆき
    • これは笑ってしまった。>富士山さんは思春期@オジロマコト
    • 感動的な話のようで、やっぱり狂ってるという、このね。>絶望の犯島-100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル-@櫻井稔文。
    • 最終回。「惚れさせるには」って話をしてたはずが、最後の結論は「惚れてしまえばあばたも笑窪」みたいになってるのはどうなんですかね・・・>LOVE理論@佐藤まさき。
    • ピンクビラとかで、著作権虫で使われまくるのは宿命なのかもしれん。一時期、遊人とか使われまくってたよね>ウヒョッ!東京都北区@赤羽清野とおる
    • やっぱり帰ってこないのが出るんだなあ。仕方ないのだろうけど>ライジングサン@藤原さとし。