情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

2014年春現在、仕事沢山抱えてる漫画家3人のとある共通点とは


 現在、「この漫画家さん忙しそうだな」とか「月当たりの仕事多そうだな」という漫画家さんのうち、とある3人に共通点があるって話。
 その3人は、大井昌和藤沢とおるコージィ城倉(森高夕次)。それぞれ、現在5本以上の連載を抱えてる。


 で、共通点は「原作者としても活動してる」ということ。


 それぞれの現在の連載作品を挙げると(が原作担当)


 モトカノ☆食堂 (アクションコミックス) 仮面ティーチャーBLACK 3 (ヤングジャンプコミックス) チェイサー 1 (ビッグコミックス)




 もちろん、他にも仕事が多い人、例えば週刊+αの連載をしている漫画家は居ます。
 国友やすゆき*1石黒正数*2石井さだよし*3など。
 原作者ではキバヤシこと樹林伸が複数名義で数多くの連載を抱えてますし、一時期の倉科遼なんかも凄かった。



 週刊2本は藤沢とおるだけ*4とはいえ、(連載の数で言えば植田まさし西原理恵子なども多いのですがストーリー漫画メインで)これだけの数の連載を抱えてる漫画家ってそうそう居ないんじゃあないですかね。
 古い例だと、立原あゆみ積木爆名義で「Let'sダチ公」の原作をやりつつ、週刊1本+隔週2本+月刊とかやってた例もありますが、最近だとそこまでのは居ないか。
 単純な作画ページ数的な仕事量だと、真島ヒロ鈴木央なんかは自分の仕事の拡張でここ最近凄く多そうだけど、ちょっと性質が違うし、原案からでスピンオフが多い高橋ヒロシなんかも違うでしょう。



 やっぱり、漫画家として自作もやりつつ、原作もってのが凄いよな、と思うのです。


 そうそう、この3人が全員連載したことのある雑誌が1誌だけあります。それは、双葉社漫画アクション
 逆に言えば、そこしか共通点が無い*5という、なんだか不思議な関係でもあります。


 といった所で今回はここまで。



*1:週刊漫画ゴラク漫画アクション

*2:週刊少年チャンピオンヤングキングアワーズで自作+原作

*3:週刊漫画TIMES、GOLFコミック、ゴルフレッスンコミック

*4:流石に、木多康昭にネタにされたような事態はそうそう起きるまい

*5:コージィ城倉藤沢とおる週刊少年マガジンでの連載経験が有るけど、森高夕次だと重ならない

読んだ本

  1. 月刊サンデーGX
  2. 隔週ビッグコミックオリジナル
  3. 月刊 マガジンSPECIAL
  • GX
    • やっぱりこの漫画、男の命と女の命の重さが全然違いますね。だがそれがいいデストロ246@高橋慶太郎
    • 世の中金だよね。野球部の面子にドカベンやキャプテンの谷口とかが居るのはご愛嬌。>東京カラス@宮下裕樹
    • 映画作りは体力第一。裏方は特に。>バターナッツ!@犬上すくね
    • 変身は、スーツの差もあるけど、掛け算式というかベースの能力の差が大きいってことね。>碧き青のアトポス@やまむらはじめ
    • 爬虫類は、好きな人と苦手な人で差が大きいと思います。蛇のぬけがらをお守りにって、どこ発祥なんですかね>どうぶつずかん@花見沢Q太郎
    • 動物、というか犬にも効くのか。鳥なんかが持っていったら一気に移動しちゃうな>ABLE@伊藤明弘
    • 売れてても打ち切りって、商売としてどうなんですかね。狂気をあらわすグルグル眼といえば石川賢だよな。>マンけん。@加瀬大輝
    • あんまりドギツい下着は、欲情するよりも笑いが先に来そうだ。>じごくあね@吉田丸悠。
    • 完全に記憶をコピーできるのならば、オリジナルとの差は、残っていくのはオリジナルではありえないし。>桃源郷へようこそ!@イダタツヒコ×水谷麻志。
  • オリジナル
    • 時間は一気に飛んで老年時代。認知症は、自分ではわからないのが一番怖い。人生のシーンを非線形順に描いていくんですかね。>青い鳥-わくらば-@村上たかし
    • 駄洒落かよ!ネット難民の若者は、暑かったら外には出てこないイメージが有るがどうか>新黒沢 最強伝説@福本伸行
    • ナポリうどん。原型をほぼ留めていない食い物だが、味の想像も、ありかたもなんだわかる>深夜食堂@安倍夜郎
    • スポーツの日本代表とかで「日本のため」ってのもあれなんかおかしいよね。>テツぼん@永松潔、原作・高橋遠州
    • 夏場だったら、市民プール的な施設に行くのがいいんじゃあないかとも思いますが。知り合いに風呂貸してもらうってのは駄目なんですかね>どうらく息子@尾瀬あきら
    • 武道の話で「戦場では〜」みたいな例えを出して来るのって、いやそれ、刃物や銃には負けるよね、と思ってしまう>七帝柔道記@増田俊也×一丸。
    • 骸骨顔のレポーターが、ああ、山上作品だと思わせる。混沌たる思考を絵にして面白い>冷馬記@山上たつひこ×喜国雅彦
    • 読切。暗澹とした想いを晴らすのは難しい。親に売られて行く者も、自ら選んで行く者も、それでもやはりなあ。これは続くのかな。>簪-かんざし-@昌原光一。
    • 最終回。月1連載で話の進み方も遅めだったし、仕方ないのかなあという所。>一同、霊!@村上かつら
  • マガスペ
    • 新連載。漫画家を目指す少年少女ラブコメ。漫画家になりたい人が主人公ネタのなんかなあ感ってのはあるが、どうだろうね。>虹色インク@宇野智哉。
    • 出張読切。ラブコメりやがってこいつら・・・。許す!>ベイビーステップ@勝木光
    • 出張読切。幼女編。落ちが大人向けですね。>風夏@瀬尾公治
    • ついに勝利、って次号で三年生編終了ってのは、その後「甲子園編」的なのになるってことですかね>おれはキャプテン@コージィ城倉
    • イケメン細マッチョ集団とか、設定だけで笑わせてくれる。勢いあるわあ。>同級生のマッチョ君@小堀真。
    • 2本立て。パンツの伝言、はちょっと新しい。分割プラナリア能力は、もうちょっと目立ち難い場所切るとかすればいいのに。腹の脂肪とか余ってる皮とか>インビジブル・ジョー@金城宗幸×芥瀬良せら。
    • 特別読切前後編の前編。本誌での終わり方が唐突かつ尻切れ気味だったので、こうして最後を描いてくれるのはありがたい。銃は・・・今だと一丁幾ら位するんだろう>A-BOUT-朝桐大活躍編-@市川マサ。
    • ついに告白、ってそこでこう来ちゃうのか。次回は全面戦争だな>となりの山田さん@古閑裕一郎。
    • 読切。野球少年少女青春譚。後になって振り返って、よかったと思える、そんな出来事だろうな>ラスト・ゲーム@高畑弓。
    • 読切。少年院合唱団。自分の鑑別所や少年院に対するイメージは「暴力大将」「あしたのジョー」「じゃりン子チエ」らへんがベースなので、なんだか違うものに思える>デスペラード@松岡健太。
    • 最終回。お疲れ様でした。>俺とバジルの魔法人形@村橋リョウ。
    • 甘々な二人と、その結果。こういう意味概念の具現化って面白いよね>週刊少年ガール@中村ゆうひ。