今巻は水色。食べ物の色から少し外れたかな。かき氷だからいいのか。
1集が赤、2集が青、3集が黄色、4集が紫、5集が黒、6集が緑、7集はレモンイエロー、8集は小豆色、9集は鶯色、10集はうす茶色。
レッド、ブルー、イエロー、パープル、ブラック、ノーマルグリーン、レモンイエロー、小豆色、鶯色、うす茶、水色。
営業時間は深夜0時から朝の7時頃まで。人は「深夜食堂」って言ってるよ。
客が来るかって?それが結構来るんだよ。
メニューはこれだけ。豚汁定食、ビール、酒、焼酎。
あとは勝手に注文してくれりゃあ、できるもんなら作るよ、ってえのがオレの営業方針さ。
って営業方針により、提供される料理は色々。
この巻のメニューは、
レタスチャーハン、紅しょうがの天ぷら、わかめとキュウリの酢の物、ピータン豆腐、鶏モモ焼きとチューリップ、かき氷、豆腐キムチチゲ、フライドポテト、カニクリームコロッケ、長いものソテー、さと芋とイカの煮物、たこ焼き、豚汁、コーンバター
熱いのから冷たいのまで様々ですが、どれも普通にある食べ物で、それでいてどこか特別。
今巻も、男女関係のネタから、男同士の友情、親子の再会、親バカ、のろけ、はては殺陣までと盛り沢山。
ラブラブっぽいシーンがある回でもそうでないのもあり、男女間の関係は時間軸も様々。
前回未収録だった「レタスチャーハン」もカラーでちゃんと収録。
また、今回初めてメニューに載ってる「豚汁」が単話タイトルとして登場しています。
今回の抜けは「トマトと卵の炒めもの」か。10巻発売記念の巻頭カラーだった回なので、次巻に収録かな。
現在も、ビッグコミックオリジナルで連載中。
次巻は半年先でしょう。ドラマの次シーズンはあるのかしら。
といった所で今回はここまで。
余談
深夜食堂、孤独のグルメ、めしばな刑事タチバナ、とこういう系統の食漫画の実写ドラマ化はどれもいい作品だよなあ。
やっぱり、作る側と見る側の「共感度」が高いのではないかと思えます。
日常から地続きにある食い物だからこそ、外さない・外せないというか。
トンデモ系はトンデモ系で面白いんだけど、「食う」という事への向き合い方がやっぱりズレちゃう感。
いっそ、「極道の食卓-クジラ-」くらいにぶっちぎったらいいんですけどね。学生服のマツケンが面白いけど、それこの原作である意味あったか?というね。
ということで、次に実写化するなら、「酒のほそ道」か「喰人」あたりをお願いしたいところです。
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