2011年に読んだ中で、面白かった読切作品・短期集中シリーズセレクション

　自分が読んだ範囲で。
　2011年の感想内で「読切」「短期」「集中」で検索してひっかかるのが550個くらい。*1

　その中からこれは面白かった、というピックアップです。
　後に連載になった作品なんかもありますが、現時点では殆どが未単行本化・単行本未収録なので、バックナンバーあたるか国会図書館などで探すかしないと読めないかも・・・。

　形式は

• 作品名@作者名
  • 掲載雑誌
    • コメント

　となってます

読切

　純粋な「読切」なのか、シリーズ連載の1話目なのかは、後から変化したりするので、一話完結、位の場合もあります。

• ドカコック本舗@"銀座一丁目旋風児"渡辺保裕
  • 週刊漫画サンデー
    • 2回あった「食」特集で掲載。掲載頻度が低いからこそ勢いが保たれるのかも。ドカントリーバック！

• 笑う殺し屋@長谷川哲也
  • 週刊漫画ゴラク
    • これまでに2話掲載。悪党を描いて小気味よい味を出すのはこの作者の真骨頂。

• 七つの大罪@鈴木央
  • 週刊少年マガジン
    • 週刊少年四誌制覇、というのもあるが、いい第一話でもあった。鈴木央はチャンピオンの「ちぐはぐラバーズ」、ウルトラジャンプの「迷え！子羊たち」も今年の読切で良い作品。

• それは俺の仕事じゃない@三田紀房
  • モーニング
    • 何にもしてねー！なのに妙に面白い。三田紀房は、スピリッツに掲載された「もしダガ -もしも駄菓子屋がドラッカーを読んだら-」もキてた。

• SUNNY SUNNY ANN!@山本美希
  • 週刊モーニング
    • 独特の描写。独特の絵柄。こういうのが出てくるのがモーニング。次号にもこの作者の読切また載ります。

• 任侠まんが道 涙の龍@山口正人
  • 別冊漫画ゴラク
    • 「任侠沈没」からのスターシステム読切で、ヤクザがまんがを描く話。それが全てで、それ故に最高。

• 宇宙極道@横山了一
  • 別冊漫画ゴラク
    • 私はヤクザコメディーが大好きなんですよ。仕方ない。

• ヘビ女物語@加藤宏
  • モーニング
    • かなり長い作品を一挙掲載するだけあって、びっくりするほど面白かった。期待の新人。

• TIGER & BUNNY@西田征史×桂正和
  • ヤングジャンプ
    • アニメ見てた人にも見てない人にもいい読切だったと思います。

• 特攻のコラボ-夏の爆音スペシャル-@佐木飛朗斗×所十三×東直輝
  • マガジンSPECIAL
    • コラボのはずが、まったく合わせる気もなんもないのに笑った。

短期集中連載、読切シリーズ

　長いのも短いのも混在。

• マッチョ★マックス@木村知夫
  • 週刊漫画サンデー
    • ボディービルコメディー。キレてるキレてる！

• 空が灰色だから手をはなそう@阿部共実
  • 週刊少年チャンピオン
    • 「空が灰色だから」として正式連載化。連載中です。

• こちら葛飾区亀有公園前派出所@秋本治
  • 集英社の13の漫画雑誌
    • 各雑誌に出張掲載と言うスペシャル版。変わらないのに違う、という秋本先生の底力見せてくれます。これは単行本出てます。

• 〜の憂鬱@能田達規
  • 週刊漫画サンデー
    • プロサッカーの、チームドクター、ユースコーチ、ターフキーパーなど、選手以外の仕事を描いた読切シリーズ。「サッカーの憂鬱-裏方イレブン-」として今月末に単行本出ます。

• 隔月読切シリーズ@水上悟志*2
  • ヤングキングOURs
    • 現在までに4作品が掲載。この中で・過去作と繋がっている話もあり、さらにここからもありそう。

• ちんコメ@中村珍
  • 週刊漫画ゴラク
    • 作品によってテンションも作風も変わる作家さんですが、このシリーズは「ちんまん」に近い側のネタ。楽しかった。

　読切や短いシリーズは、雑誌でも　エロ漫画＞少女漫画＞オヤジ漫画＞青年漫画＞少年漫画　くらいの掲載頻度差があると思うので、本当にたくさん読切を読んでる人は年2000〜5000作品読んでる事になるんじゃあないかと思います。
　そういう人のセレクションも知りたいところですな。

　といった所で今回はここまで。
　皆、雑誌読もうぜ！

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*1:「読切」としてるけど数回載ったりしてるのもあります。

*2:「超疾走全霊兵器己の拳!!」「シャンバラのお絵描きネル」「恋の鈴鳴る百鬼町」「醒誕祭-せいたんさい-」

読んだ本

1. 週刊少年チャンピオン
2. 週刊モーニング
3. 週刊ヤングジャンプ
4. 隔週ビッグコミックオリジナル

• チャンピオン
  • 「腕力家」はふさわしい名称だな。＞範馬刃牙@板垣恵介。
  • この世界ではフルットアニメ化されてんのか。1本3分ぐらいのショート(5分枠とか)でどっかやってくんないかなあ。＞侵略!イカ娘@安部真弘。
  • 手塚伝説の中でも特におかしな話だよね。落語の「千両みかん」を髣髴とさせる。ところで、寺沢武一のアシ時代だと「コンビニ」は無かったんじゃあ、とも＞ブラック・ジャック創作秘話-手塚治虫の仕事場から-@宮崎克×吉本浩二。
  • 熱い戦いだったのに、ここからさらに、か。＞バチバチ@佐藤タカヒロ。
  • ネットスラングならググれで済むが、子供言葉とかは無理っすな。でもこれツラい。いや、なんかだんだん意味がわからないぞ。シャツのマークとランドセルがアレだから、そうか、ガガスバンダス炊いたのか。＞空が灰色だから@阿部共実。
  • 同じ競技でも昔と記録全然違うってのはどんなんでもあるけど、記録が残ってるかどうかってのもあるかもな＞てんむす@稲山覚也。
  • めげなさこそが一年生ズの良い所。＞弱虫ペダル@渡辺航。
  • 夢のアイデアを書き留める、ってのをやり続けてノイローゼになった作家、って実在するのか都市伝説かどっちなんでしょ＞木曜日のフルット@石黒正数。
• モーニング
  • サラっと本決まり。次の次、が兄弟月面実現なるか＞宇宙兄弟@小山宙哉。
  • 本物降臨。これも終わり近いのかしら＞僕はビートルズ@藤井哲夫×かわぐちかいじ。
  • 年明け号でクリスマスネタか。なんかタイミングミスったか？子供の夢を守るのも大人の仕事ですよね。＞天才柳沢教授の生活@山下和美。
  • ラズウェル先生は結構夢オチ好きだよね。＞う@ラズウェル細木。
  • あれ、ICカードの定期券だと、そういう場合どうにかなるんじゃなかったっけ。使えない路線なのか、手数料もったいなかったって話かな＞OL進化論@秋月りす。
  • 名言＋似顔絵はギャグにも見えるぞ＞ひらけ駒！@南Q太。
  • 色々出来るのは、役者よりも監督向きだったりしないか＞デラシネマ@星野泰視。
  • 読切前後編の後編。そして、語り部が残った。＞西遊妖猿伝異聞 逆旅奇談@諸星大二郎。
  • 最終回。この位の長さで纏めてくる作品もいいな＞老人賭博@松尾スズキ×すぎむらしんいち。
  • 時間が飛んで戻って、次回最終回。＞レンアイ漫画家@山崎紗也夏。
• ヤンジャン
  • そういうのは偽者も多そうだけど、ハッタリは効きそうやね。＞キングダム@原泰久。
  • 読切。ストーリーと絵とどっちもレベルたけーなオイ。凄く面白い。絵も細かいところまで色々ネタ入ってるなあ。すげー密度と情報量なのに見やすい。＞怒涛の勇者達@ONE×村田雄介。
  • 次回からヤング編か？＞嘘喰い@迫稔雄。
  • あれ、名前「尾形」ってのと戦闘時のスタイルはエアマスターの忍者と同じだな。同族か。九段の方はわけわからんわ。＞ハチワンダイバー@柴田ヨクサル。
  • やっぱり姉妹なんだなあ。しかし、どうしてこうなった。って、男だって知ってたっけ。＞ねじまきカギュー@中山敦支。
• オリジナル
  • 前座さんの場合、日給が1500円とか2000円とかだってんで、お年玉はかなり大きいらしいですな。あと、年始に手ぬぐいを配るのは噺家さんならではですね＞どうらく息子@尾瀬あきら(落語監修:柳家三三)
  • ロールキャベツ。これはコンソメかな。色々流派もありますが、うちはトマト煮派です。＞深夜食堂@安倍夜郎。
  • これを夢オチって言ったら夢オチに失礼な気がするような夢オチ。＞三丁目の夕日@西岸良平。
  • 久々の天使編。30分かあ。オッズが変わる額かどうかとかも影響あるだろうけど、有馬ならいけるよな＞黄昏流星群@弘兼憲史。
  • アイドルがなんか古い感じがするんだが、こんなもんか？＞おかみさん 平成場所@一丸。
  • これは生き残りの方が少なくなりそうだ・・・。実際、こういう「渋滞」による事故って避け様無いんだろうなあ＞岳-みんなの山-@石塚真一。

今日の夕食

　

　ロールキャベツ
　からし菜の漬物
　ご飯