情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

歌と言葉とリズムと心。高橋掬太郎「歌謡の作り方」(1946年)


 「酒は涙か溜息か」を作詞した高橋掬太郎が1946年に新興音楽出版*1で著した一冊。
 これは面白い。
 


 目次
 



 奥付
  



 作詞を志す人向けに書かれているのだが、言葉と言葉の音の数のつながりを「音格」として説明する項などはなるほどとうならせる。


 



 歌謡の歌詞のみならず、短歌や俳句、詩歌を多く引き合いに出しながら、起承転結のありかたを述べ、技法と心情とを分析しつつも、その志を高く持て、と叱咤激励してもいます。



 私は、作詞の段階を、正しく、深く、よく、の三語にあると思ってゐる。
 これは正しく観、深く掴み、よく表はすの意である。


  同書P167より


 どこかで見かけたら、読んでみると面白いかもしれません。
 国会図書館には無くて、広島の野地潤家文庫に所蔵されてるくらいっぽいですが・・・。



読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  2. 隔週 漫画アクション
  • マンサン
    • 短期集中連載の最終回。ウグイス嬢って全国に何人くらい居るんだろうな。プロだけじゃないだろうし。どっかの球場で声優さんをゲストウグイス嬢に、って企画とかもうあったりする?>甲子園ものがたり@栗山英樹×今谷鉄柱。
    • そうか、これ高校野球コラボだったんだ。>蒼太の包丁@末田雄一郎×本庄敬
    • 特別編。戦時中に死んだペットの数とか、統計データ残ってるもんですかねえ>犬と歩く-終戦Special-@やまさき拓味
    • どっちにしても狂った行動なら、決着付けるしか無いのだろうけど。これだけ目撃者多いと揉み消しようもなかろうなあ>セツ@木葉功一
    • 歴史偉人シリーズにしてもそいつかよ!イタリアっぽいっていうのもなんか変だが、らしいかなあ>静かなるドン@新田たつお
  • アクション
    • 自分が包装紙に出てる駅弁が売ってる、ってのは結構なメタ展開だよね>駅弁ひとり旅@櫻井寛×はやせ淳
    • 昆毘尼・・・。なんだこりゃ。>ネオ・ボーダー@ひじかた憂峰×たなか亜希夫
    • 短期集中連載スタート。モテない男と男子寮、ってのは古典的ネタでもありますが、廃れないもんですな>浪漫派寮生小島@末吉誠。
    • こういう風に編集さんが社内で移動することで掲載誌変わる、って頻繁にあることなんですかねえ>まんがかぞく-一家4人全員マンガ家!-@大島永遠
    • なるほど、芝浜の逆だ。で、大喜利ってどうすんの。集めるの?>極道めし@土山しげる
    • 今号から毎号連載化。渡り廊下の上歩くって、出入りは窓からしてんのか?>モテないのではないモテたくないのだ!!@カラスヤサトシ
    • ついに北海道まで行ったか。次号最終回。告白タイムは必要なんだろうか>日本をゆっくり走ってみたよ-あの娘のために日本一周-@吉本浩二