情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

お悩み相談、即断即殺!平松伸二「ザ・松田」が「本当にあった笑える話」に登場。



 コンビニで見かけて思わず買ってしまったけど、こんなのぜったいおかしいよ!
 昨日発売になったぶんか社「本当にあった笑える話」(ほんわら)に、仰天のゲストが登場してました。


  

 大人気作家本誌初登場!!


 ってこの表紙のここに。浮き過ぎですがな。
 



 現在、日本文芸社の「別冊漫画ゴラク」で連載中、単行本1巻が出たばかりザ・松田~ブラックエンジェルズ 1巻 (ニチブンコミックス)の「ザ・松田」がスピンオフ作品として(!?)登場。
 お悩み相談を受け付けるという、仰天のフルカラー6P。




 
 

 外道を始末するのが仕事 いや宿命だ!!


 そんなオレの元にある手紙が届いた

 今回はとある漫画家さんの奥さんからのお手紙相談に対応。
 その漫画家は、仕事をサボり、締め切りをまもらず・・・・


 
 

 外道漫画家の平松珍二ってのはオメエか!!


 ってオイ!


 

 だ・・・誰かと思えば ナンだ松田・・・くんじゃないか!


 オイオイオイ!


 さてこの平松先生がどうなったかは読んで見てのお楽しみ、ということで。


 そして、次号にも登場予定。


 

 早くも業界騒然!!
 ハードボイルドお悩み相談

 みんなも身近に外道が居たら、相談の手紙を送ってみよう!
 次号も読んでみようかな、本当にあった笑える話!!


余談「本当にあった〜」系雑誌


 なんていうんでしょうね、ジャンルとしては読者投稿とかをもとにした「実話四コマ系雑誌」ってんでしょうか。
 何誌くらい出てて、誰が読んでるのかさっぱりわかんない。


 今調べたら、定期刊行されてるのがこのくらい?
 で、各種増刊があるのでもっと増えるでしょう。


 多いよなあ。装丁もなーんか似たようなのが殆どで・・・。
 増刊だと怖かったり童話だったり嫁姑だったり。


 ぶんか社竹書房は公式サイト作ってますが、これ見てもあんまピンとこないな。


 オヤジ漫画や四コマ雑誌はまだネット上でも読者クラスタらしきものが散見されますが、この辺は本当にわかんないですわ。
 少し勉強してみようかしら。


余談 架空のキャラによる人生相談

 昔から、手紙や電話、TVスタジオでのすりガラス越しなど形態は色々あるものの、著名人による人生相談・悩み相談ってのは一定の需要のあるもののようです。
 雑誌でポピュラーなのは作家・エッセイストなどによるものでしょう。


 漫画のキャラによる悩み相談の事例は何時頃からあるかというと1969年以前であるということが出来ます。
 そう、週刊少年マガジン誌上に掲載された「星一徹のモーレツ人生相談」が1969年スタートだからです。


 週刊少年マガジン1969年 org 125週刊少年マガジン1969年 org 124
拡大画像へのリンク 左 拡大画像へのリンク 右


 ある種の「なりきり」ではありますが、キャラクターが立って居ればこそこういうことが出来るのだ、と言えそうです。


 とはいえ、これ以前にもあったのかも。
 例えば、大岡越前の講談や落語ってのもある意味似たようなもんと言えそうだし。


 これ以降の例としては何があったかなあ。
 「島本和彦が答える逆境人生相談」なんかはちょっと違うか。


 といった所で今回はここまで。


読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  • マンサン
    • 韓国編スタート。3人で飲んでその値段って、韓国の一般庶民からすると高すぎる?そんなことないのかね>お酒の神さまに乾杯!!@高倉あつこ
    • 久々に登場。これって、貸さなかったら自殺で終わりって線もあったんじゃあないのかとも。次号も登場。>湯けむりスナイパーPART3@ひじかた憂峰×松森正
    • 読切前後編の後篇。善意から始まった詐欺だから見逃しますよーってのもなんかおかしいような>ちょっとズレてる周波数@高田靖彦。
    • 官能小説家でもエロ漫画家でも、そういう風に考える必要はないと思うんですがねえ>蒼太の包丁@末田雄一郎×本庄敬
    • 最終回。ある意味社内でなあなあですませましたよ、とも言える。これは普通に単行本出るのね。>援護部長ウラマサ@渡辺獏人
    • こっちはいきなりコンビニ版か。基準がわからんな>またまたなんちゃって駅弁@守靖ヒロヤ×上農ヒロ昭。