2010-12-06

登場人物多士済々。P.G.ウッドハウス×勝田文「プリーズ、ジーヴス」2巻。

漫画単行本

　1巻発売から1年と9ヶ月、やっと出ました第2巻。

プリーズ、ジーヴス 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)

　帯はこんな。

　
　

　服のセンスが玉にキズの、ゆるくてリッチな青年貴族
　　　　　　　　　　＆
　優秀過ぎるちょっと腹黒なカンペキ執事

　今巻では、後々までレギュラーとして活躍するメンバー含め色々と登場しております。

　まずは主人公、バートラム・ウースター。
　

　なんかトンチキなことを言い出したりもしますが、おおむね良き英国紳士。
　

　「善良な方」のおばさん、ダリアおばさんと、その夫*1トム叔父さん。
　　

　バーディーの財政上の頼りにして、若いころは社交界で色々とあったウィルビー伯父さん。
　

　バーディーの天敵、サー・ロデリック・グロソップ。
　

　学友にして親友、心優しき粗忽者、チャールズ・エドワード・ビッフェン(ビッフィー)。
　なんか一人だけ世界観違います。
　

　ビンゴ・リトルとその妻にして作家のロージー・M・バンクス。
　　

　そして、世界最高の紳士様お側つき紳士、ジーヴス。
　　

　これらの登場人物たちが織り成す英国ドラマ、ご堪能あれ。

　で、今巻では例のあの、ジーヴス特製ドリンクを作るシーンもあったりします。
　

　これ、二日酔いをあっという間にふっ飛ばすという、飲んでみたいけど飲まざるをえないシチュエーションにはあんまなりたくないという代物。
　ネット上で検索するとレシピも分かったりします。

　さて、原作の翻訳者でもある森村たまきが文章を寄せているのですが、このキャラクター達の活躍を読んだ後でうんうん、と再度うなずいてしまいます。
　翻訳された文章の漫画としての翻訳、しかし、それは魅力を減ずるどころか何倍にも増幅しているのです。

　未だ読んだことの無い方、1巻、原作本、どちらもお勧めです。
　年末年始に是非どうぞ。

1巻に対する英国での反応

"Butler" and is called tentative - Indeed, Sir

　こちらのフォーラムで、1巻の紹介記事が取りげられてました。
　反応の抜粋ですが

死ぬほど笑った

一番気に入ったのは最後のヤツ、いや最初の、いや三番目、四番目・・・全部だな

最後のコマいいな

ビンゴ「ちゃん」かわいいよ

Woodhouseをhouse of woodなんて訳してるのはなんじゃこりゃ

こいつはどこで買えるんだ、一冊手に入れたい

(フォーラムの人が、これまだ日本でも出たばっかりなんで無理すねー、と返信してる)

zipでくれ

　といった感じ。おおむね好評っぽい、ですよ。

　といったところで今回はここまで。

当ブログの関連記事

賢い執事はお好きですか？P.G.ウッドハウス×勝田文「プリーズ、ジーヴス」1巻。

*1:今回は名前と顔だけですが、今後コレクター魂で色々絡んでくる

2010-12-06

読んだ本

漫画雑誌

ジャンプ
- 結構あっさり手懐けましたね、クラーケン。魚人島以降も付いてくるのかしら。黒ひげの仲間のアレって種族なのか？そういや、自然系は確定事項なのかね＞ONE PIECE@尾田栄一郎。
- この限界設定は仙人モードで克服出来ないんですかね。技がそういう風に繋がるのか。＞NARUTO-ナルト-@岸本斉史。
- PSYREN終了直後にこういうの持ってくるのは流石だ＞BLEACH
- タイマンはったらダチ！じゃあ、既にダチ同士がタイマンをはったならば？＞バクマン。@大場つぐみ×小畑健。
- 短いのを重ねるスペシャル。中には、普通に一話として使えるであろうネタも結構あるのに惜しまないのは流石だ＞こちら葛飾区亀有公園前派出所@秋本治。
- 京都編完。「席が変われば当代です」はやらんのね。＞ぬらりひょんの孫@椎橋寛。
- 読切。なんだろう、すげーチャンピオンっぽさを感じるんだが。自分はこの作品の何処にそれを感じるのか上手く説明できない＞006@榎伸晃。
ヤンマガ
- 隔週休み入れて4本休載。
- 時代感覚が結構分りづらいかもなあ。古いパトカーのサイレンとかTVドラマなら比較が分りやすいかもだけど＞三億円事件奇譚モンタージュ
- 途中どう考えたかってのは分らないとはいえ、結果を出せばいいのだ、とも＞コラソン-サッカー魂-@塀内夏子。
- まさかこの作品でクリスマスネタやるとは思ってなかった＞女神の鬼@田中宏。
- バグバグってレベルじゃねーぞ。＞賭博堕天録カイジ-和也編-@福本伸行。
- 連載再開。年末年始のに合わせてってことですかね。こういう実録系はタイミング難しいよね＞Abaddon-アバドン-@和久井健。
- 着弾してから逃げられるミサイルって、それミサイルか？＞COPPELION@井上友徳。
- 次号からセンゴク天正記が連載再開。
スピリッツ
- 新連載。主人公自身が戦うのではなさげ、かつコメディーらしいとはいえ、スピリッツで現代を舞台にした格闘ネタはすげー久しぶりな気がする。格闘太陽伝ガチ以来？なんかあったっけな＞キックのお姉さん@稲井雄人。
- この辺の身勝手さ、というか、逃げちゃうのが面白さを増している。ゾンビものって根本はギャグなんだよな、と思ってるので＞アイアムアヒーロー@花沢健吾。
- また一気にキング・クリムゾンだな。最北からだと、途中実家近辺通ったりとか無かったのかね＞さすらいアフロ田中@のりつけ雅春。
- スタイルの違いはしゃあないわなあ。でも太るだろ、これは＞チャンネルはそのまま！@佐々木倫子。
- 後悔先に立たず、ですが、ねえ。ざまあｗｗｗってのとも違うんだよな、こういうのは＞闇金ウシジマくん@真鍋昌平。
- ロメロスペシャルはどう考えてもおかしいが、じゃあ他の技なら納得度が高まるというモンでもないな＞土竜の唄@高橋のぼる。
- このシリーズ終了で、再開は4月との事。今回時間すっ飛ばしたってのを再開時に忘れないようにしないとな＞おやすみプンプン@浅野いにお。
月マガ
- 新連載。女の子が武器になる能力バトルもある漫画。ジャンルっすなー。＞ノラガミ@あだちとか。
- 勝つには勝っても、音の表現が軽めにされてるのよね、やっぱり。＞修羅の門第弐門@川原正敏。
- 野球をまともにやれなくする、という目的は果たしつつある感じもしますが。＞なんと孫六@さだやす圭。
- ちょっと巻き入ったかな、と思いきや最終回まであと2回。出ないまま終わった十二支関連設定とかあったんだろうなあ＞四稲家の人々@志賀伯。
- クリスマスネタ。そうか、今の連載陣で季節ネタできるのこれだけか。長期連載型多いから、季節感は薄くなるよね＞名探偵キドリ@馬田イスケ。
月チャン
- 付録は来年のカレンダー、WORSTは2P分、賞味期限あり！とアンダーライフは2つで1ページ。うむ、仕方ないな。
- カレンダーあわせ(？)でスペシャルコラボ漫画。なんかもう色々酷い＞AKB69 変態禁止条例@優香あきみ&平沢健司。
- 新連載。コラボ漫画にしても、何でこの雑誌で、何でこういうタイトルで、なんでこんな内容なのかゲームをやってないので良く分らん。先々ゲームに入りこむのか？＞モンスターハンター外伝狩猟戦線物語@伊藤龍(監修協力:カプコン)。
- ある意味「楽しい喧嘩」なんだよな、こいつらは。終わりの方、「町田」って具体的な地名が出て来ても、町田と鈴蘭のある街がどの位離れてるのかよくわからんのよね。長野なんだっけ？＞WORST@高橋ヒロシ。
- ちっこいの一体にこんだけ苦戦するんじゃあなあ・・・。火とか効かないもんだろうか＞ハカイジュウ@本田慎吾。
- 相手の技を受ける、ってのはプロレスの美学ではあるけど、それは鍛えた肉体を持つプロの美学だからちょっと違うよね＞ドロップ@品川ヒロシ×鈴木大(キャラクターデザイン：高橋ヒロシ)
- ジャンプSQのエグザムライとこっちが繋がる部分もあるのかしら。＞エグザムライ戦国@EXILE×高橋ヒロシ×山口陽史。