情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

アニメや映画のフィルムコミックは誰のためにあるのか




 耳が不自由な人のためじゃあないの。


 コレ結構真面目な話。
 完全に聞こえない人に限らず、難聴で映画館で作品を見るのが苦手って人まで含めたら1千万〜2千万人、10人に一人くらいは居るはずなんで、字幕に限らずこういうのがあったんじゃあないのかなあと。


 今は、海外版の映画はDVDなんかになる時に字幕が付いたり、アニメでも放送時から字幕が付いたりするんで、昔に比べると需要は低くなってるかもしれませんが。




 それ言うと、色弱の場合はアニメや映画を充分理解できるのか、などという話にも広がるのかも。
 人によっては片目だけ色弱だったり、可視波長がズレてたりしますから、同じものを見てても違うとかね。


 目が不自由な場合、本だと大活字本、朗読テープや、図書館での対面朗読サービス(これ、存在自体知らない人結構居るみたい。そういうサービスがあるんです)などありますが、映画やアニメは難しい・・・よね。
 ドラマCDなんかにしても、基の絵がわからないと困難だろうし。


 漫画なら、線の部分が凸になるように立体的に印刷する、というのはどうだろうか。
 または何か書き替えの効く凹凸再現デバイスとか。
 ドットインパクトプリンタのヘッドの様なのがA4くらいのサイズに敷き詰められていて、USBでPCに繋がって凹凸を変えられるとか。


 技術的にはどうこうなっても値段が問題かなー。