情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「湯の茶と花け活流諸」録付號月四年一十和昭部楽倶人婦



 読みづらいですね。昭和十一年ですから、西暦1936年。
婦人倶楽部昭和十一年四月號付録「諸流活け花と茶の湯です。


 このいかにもな昭和風の表紙がたまりません。
 


 WWII前なんでまだ横書きは右から左に。
 


 表4広告は「ウテナ花印コールドクリーム」で、絵は表紙と同じ人が描いたんでしょうか。
 



 この頃の、というか婦人雑誌と付録というのは併せ物というかセットというかで、より多く付録が付いてる方がいいという風潮はなんだかんだで今まで続いてるかもしれません。(年始号の家計簿とかね)
 思わず買ってしまいましたが、これは付録のみだったんで、ええまあ、そんな感じ。
 当時の奥様の必携スキルであった「活け花」と「茶の湯」の解説本ですね。
  



 二・二六事件があった年、翌年には日中戦争が始まろうかという頃のものなんですが、状態は良好。カラーも鮮やかです。


内容はこんな


 活け花の方は、作例の解説がカラーページは絵で、モノクロページは写真で。
  


 本文も二色刷り。こちらは小原流家元小原光雲先生とのこと。
 


 他にもこんな方々が作例を載せてらっしゃいます。
 多分、錚々たる面々なんでしょう。
 



 茶の湯の方は、写真と絵入りで所作について解説するとともに、客としての呼ばれ方なども解説。
 



 こういう書き文字タイトルもたまりません。
  
 


 表3の広告は、安達式活け花の家元研究所(指導者養成所?)とお茶の通信教育。どんなもんだったんだろう、これ。
 
 



 といった所で今回はここまで。

読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  2. 隔週漫画アクション
  3. 隔週ビッグコミックオリジナル
  4. 月刊マガジンSPECIAL
  5. 隔月増刊 Oh!スーパージャンプ
  • マンサン
    • 学生服姿が面白すぎる。芝居の口コミ効果ってのはどの位なんでしょうね。しかし竿関係ないなあ>艶恋師〜立志編〜@倉科遼×みね武。
    • 結構重めの展開なんで終わり近いのかしら。そういやこれも1巻しか単行本出てないのか。>イヴ@鍋島雅治×花小路ゆみ。
    • まあ、裁判ってのはそういうものだからしゃあないわな。こういう時点で、別件で捕まった犯人が(明白な証拠付きで)自白したらどうなるんだろう?>裁判員の女神@毛利甚八×かわすみひろし
    • バランスの問題のような気もするが、東陽先生が酒や風俗を我慢するとかありえなさそうだしな(失礼!)>東陽片岡のふにゃらか行進曲@東陽片岡
  • アクション
  • オリジナル
    • 松茸。永谷園は製品詰め合わせセットを送っておくべきだと思った。間男噺は現代においても通じる所があるが、隠れる先のバリエーションってあんま思いつかん>深夜食堂@安倍夜郎
    • え・・・ナニコレ。かぶりそうなのがあるから意外性を出せば良いってもんじゃないだろ、これ。>黄昏流星群@弘兼憲史
    • 老眼にしても随分眼が良いなあ。>釣りバカ日誌@やまさき十三×北見けんいち
  • マガスペ
    • 新連載、というか復活連載か。といっても今までも何度か復活してたんですけどね。ノリはそのまま>BOYS BE… next season@イタバシマサヒロ×玉越博幸
    • おお、主人公が変身すると乗り物の形も変わる合理的な説明が!黒幕はやっぱりシュライクさんですかねー>Z-END@村枝賢一
    • これはなんとなく分かるような気がする。替わりにやっちゃるぜ、というか敵討感覚というか>おれはキャプテン-高校生編-@コージィ城倉
    • 読切。そういう学校だとそもそもまともに登校する人数が少ないんじゃあないのかなーとも。ヤクザによる運動会は漫画ゴラクで、極道運動会@“ゴラクマイトガイ渡辺保裕が掲載されてるので、狂い方的にはおとなしいなーとしか。>極動@三岳真之。
    • 読切。バンド漫画というか音楽漫画で、こういう風に結成から始めるのが普通だとは思うんだが、解散から始まるってなんかあったっけなー。タイトルとペンネーム取り違えてても分からん気もする。>ジェッツ@じょりーまんま。
    • 次号で最終回だそうで。ラブコメ枠を取られたってことか・・・。そういうこともあろうなあ>彼女とキスする50の方法@山根聖史。
  • Oh!SJ
    • 中にどんどん詰めていく料理のバリエーションも色々ですが、一番大きいのだと象に詰めるんだっけ?あれはフィクションか。「ミルフィーユ」って、日本語で縮めたら千葉なのか>マリー・アントワネットの料理人@白川晶×里見圭。
    • 栗拾いと寿司屋、普通に考えると関係性を見出すのが困難だけど、もうなんでもありだなこれ>渡職人残侠伝慶太の味@早川光×橋本孤蔵。
    • 主人公の特殊能力で「影が薄い」「気づかれにくい」で二面性ネタも結構あるけど、昼行灯に身を隠し、ってのが忠臣蔵にだってあるんだから王道なのかもしれんなあ>特務派遣社員K@原田遵。
    • 読切。芸人を主人公にした漫画というのも、古くは「寄席芸人伝」等から、現在も連載中の「べしゃり暮らし」や「ピカもん」まで色々ですが、元芸人が原作ってのは珍しいかも(現役の場合は結構あったし、ある)。内容的には、うん、まあ、笑いって難しいよね>笑うサムライ@松野大介×加藤広史