情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

歌舞伎とか女形とか異性装とか


 今日発売の週刊少年サンデーに掲載されていた、國崎出雲の事情@ひらかわあやを読んでいくつか。


 十三歳の時、市川久蔵に犯され、十六歳で帯で縛られて、なぐさみものにされ、十七歳の時に初めて遊女と寝たというのは初代中村仲蔵の性の目覚め。


 「むかしの狂言は多く衆道の趣向有けり、若衆姿の立役は若女形より高給銀也。その時分は町々にも衆道はやりけり」(『芸鑑』より)


 女形女方、これを「おやま」と呼ぶ。
 江戸に小山(おやま)次郎三郎という女形人形をあやつる芸人がいて、見事な女形をおやまというようになったという。
 おやまサンがおかまだったのは当然。


「俳優は、そしてなかんずく歌舞伎役者は、性の倒錯を当然の権利として承認し、むしろこれを誇るべきなのだ。
 これは一種の俳優の特権ではないか
 これを恥じ、否定するのは彼らの偽善であり、自己欺瞞であり、認識不足である」落合清彦

 永六輔「役者その世界」役者 その世界 (岩波現代文庫)より。



 原本は1971年のこれ、で、過去の文庫は文春から出てます。これも同じもの

読んだ本(2009/02/19 06:05 マガジン感想修正)

  1. 週刊少年マガジン
  2. 週刊少年サンデー
  3. 隔週ビジネスジャンプ
  4. WEBコミック ヒーロークロスライン
  • マガジン
    • 昔の漫画やらだと、「日本代表」は大雑把なひとくくりだったけど、現代だと色々細かいというか現実を反映したものになりますね。>エリアの騎士@伊賀大晃×月山可也
    • これだけ強くなっちゃうと、人間界に戻って*1戦うことになったら周辺に被害大きすぎるかもね。>魔法先生ネギま!@赤松健
    • 能力とか言い出してるし、そういうバトル方面に行くんだろうか。本が展開された時チェッカー状になってたからその抜けてた部分から「もう一冊の〜」てな展開もあり得るかも>弑逆契約者ファウスツ@星野泰視
    • このあたりのノリも含め、バラエティー番組をかなり強く意識してるよな。>賭博覇王伝 零@福本伸行
  • 週刊少年サンデー
    • こういう形とはいえ巻頭カラー1ページ目に四コマって非常に珍しい感じ。本編、精神攻撃系は送信テレパシストの変形かしら。相手の受信能力の有無って関係あるのかね>絶対可憐チルドレン@椎名高志
    • 読者採用のをどんどん出すと同時に新展開。これ考えると、キン肉マンのとりあえず出せるだけ出す、けど少し話が進むと居たとかいないとかどうでもよくなる方式は偉大だったんだな>金剛番長@鈴木央
    • おむすびころりん編終了。デレましたなあ。この先、委員長以外にも正式な執行者が増えるのかどうか。>月光条例@藤田和日郎
    • 読切。歌舞伎ってよりは大衆演劇のような何かかも。女形と女装は結構違うと思うがどうか。ということで↑に。あと、道具を失ったら能力喪失だと、仲間増やすには制限厳しいかも>國崎出雲の事情@ひらかわあや
  • BJ
    • 武道館は予想外の大きさ。もう裁判ってレベルじゃなくなってる>甘い生活@弓月光
    • 成分の抽出と乳化なー。エマルジョン化を考えると最後に入れるのは間違ってると思うが、ハッタリと勢いも必要だしな>ばりごく麺@能條純一
    • ライバルキャラ的な何かだけど、対決ってもんでもないからなあ。しかし「葬儀社Xの献身」なのに作者名はハルヒ?>小田霧響

子の嘘@甲斐谷忍

    • 読切、っていってもシリーズ連載みたいなもんですね。やっぱり少女はおかしいよなあ、というのはともかく、これはもうBJ魂の正式連載ではなくなったのかな?>研修医少女-レジデント・ガール-@児玉知之×桐木憲一
  • HXL
    • 最終回。ひとまずはここまで。そんな変え方も出来るんだなあ、デミアジウム。>青の橘花@高田慎一郎
    • 時代設定何時だったっけ。橘花本編よりボイド出現はこんなに後だっけ?セイルの方と年代不整合なのかそこまで暴れ続けるのか。あと、この娘がギャラクティックに出てきたオリガだとブースターの開発過程ってどういうことに?>シンソウガクシャ@広石匡司。


*1:そもそも戻らない可能性だってあるけど