情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

今度はうどんと漫才だ!山松ゆうきち「またまたインドへ馬鹿がやってきた」が週刊漫画ゴラクで新連載。


 本日発売の日本文芸社週刊漫画ゴラクで「インドへ馬鹿がやってきた」の続編、「またまたインドへ馬鹿がやってきた」が新連載です。


 


 山松ゆうきち、60歳。職業、漫画家。
 2005年、「インドには漫画が無い。なら日本の漫画を翻訳出版すれば売れる、儲かる」と思いついて単身渡印、実際に翻訳出版までこぎ着けてしまった男。
 ・・・ただし、インドでは念願の出版を果たしたもののほとんど売れず、帰国。


 そんなインド体験を漫画にして漫画ゴラクネクスター*1に、2005年9月〜2007年12月まで連載。
 今年3月には単行本が出版されました。


 それを機にこう考え付いてしまったのです。


 

 もう一回インドへ行って本を出そう!


 さらには、今度はこんなことを思いついてしまった。


 


 漫才をやってうどんを食わせて喜ばせてやろう


 ・・・インドは米は粒食、麦は粉食なのですが、麺類文化は地方によっては殆ど無く*2、食事は基本的に箸やフォークを使わないで手で食べるってことを考えるといきなり不安になりますね。


 

 人が集まれば必然的に漫画も売れる


 ・・・なんとなくあってるような、何か根本的な問題があるような。



 しかしここから行動は早かった。
 インド漫才の台本を書き、翻訳を依頼し・・・


 



 と、ここからは是非本編をご覧ください。
 またもやとんでもないインド行が始まりそうです。




 この第一話は現在発売中の週刊漫画ゴラク1/9・16合併号に掲載、連載開始(隔週掲載?)で、次回掲載は2009年01月16日発売号の予定。
 待て、次号。


 ところで、作中イントロでの「2度生きるのをあきらめた事がある」というのがまたすごい。


  



 いやいやいやいや。洒落になって無さ過ぎるよ。



以前の渡印についてはこちらの単行本をご参照ください

 


 インドへ馬鹿がやって来た
インドへ馬鹿がやって来た



 当ブログでの紹介記事:これは無茶にも程がある。山松ゆうきち「インドへ馬鹿がやって来た」




*1:現在休刊

*2:麺の文化史 (講談社学術文庫)あたりを参照。

神保あつし「フィーバー課長」が最終回。全575回でした。



 あまりに突然で、あまりに衝撃的な最終回。
 単行本にはなっていませんが、回数でいえば現在のONE PIECEよりも多かったのですが、11年半、総計1775ページの連載を経て、あっけなく去ってしまいました。


 
 
 



 


 さようなら、フィーバー課長。ありがとう、フィーバー課長。
 決してあなたを忘れない。フィーバー課長よ永遠なれ!





 ・・・ところで、週刊漫画ゴラクでは、次号より神保あつし「ドカバン社長」の連載が始まります。


 


 いやー、いったいどんな漫画になるのか想像もつきませんねー。
 どっとはらい





読んだ本

  1. 週刊漫画ゴラク
  2. 週刊漫画TIMES
  3. 週刊コミックバンチ
  4. 隔週ヤングアニマル
  5. 隔週ビッグコミックスペリオール
  6. 隔週ヤングガンガン
  • ゴラク
    • 新連載。今度も無茶苦茶度合いがすごい。ので↑に。>またまたインドへ@山松ゆうきち
    • 最終回。まさかまさか・・・と思ったら次号から「ドカバン社長」が始まるそうで。よかったよかった。つーことで↑に。単行本にはならないだろうなあ。出たら絶対買うけど。>フィーバー課長@神保あつし
    • 総理大臣が福田じゃなくて安部モデルなのは何ででしょう。もともとのプロット企画時期がその頃だったからかしら>ミナミの帝王@天王寺大×郷力也
  • 週漫
    • 年末・お正月ネタで餅つき。商店街の福引で「現金つかみ取り」って今時やってるところあるのかな>解体屋ゲン@星野茂樹×石井さだよし
    • 養ってもらうとかが洒落に聞こえないのが嫌な感じっすね。客についてる人は居ないのかなー、とか変なところが心配になる>蔵の宿@西ゆうじ×田名俊信
    • これ、本物の声優さんやファンが読んだらどうだ、怒るんじゃないかな・・・。笑うか。>声姫koehime-セクシー・ヴォイスにあこがれて-@武林武士
    • 今回から作画変更。ヤっちゃったネタは今までとちょっと趣旨違うんじゃないのかなー>本当にあったキャバクラこぼれ話@華桜小桃・高原けんじ。
  • バンチ
    • 新連載。こんな昔からやるんだ。どうやって生き残るんだろう。しかし、そりゃ歪むだろ・・・リュウケンの所に来た順番はこれであってるっけ?>極悪ノ華-北斗の拳 ジャギ外伝-@武論尊×原哲夫×ヒロモト森一
    • 新シリーズ連載。楠桂も仕事先広いですね。バンチは掲載作品の幅を広くしようとしてるのはわかる。けど、というのもある。>恋物語れ@楠桂
    • 色々な最終回フラグ、もしくはそのフリネタ全集。で、次号本当に最終回とのこと>博士と助手高生@若狭たけし。
    • 最終回。もう何ページかありそうにも思える最終ページ>TOKYO23@嵐田武×橋本エイジ
  • アニマル
    • 新連載。ってもタイアップかな。一日〜が本当に、系も結構あるネタのような気がする。広報効果がどの位あるのかは不明>罪とか罰とか-一日署長の事件簿-@黒沢R。
    • 演歌は今までなかったっけ。映画次回作に豪華ゲストを入れ込む伏線、では無いでしょう>デトロイト・メタル・シティ@若杉公徳
    • こいつらが送り込まれた第一陣ってわけでも無さそうな割に色々あるんだな。全滅(もしくは復帰者決定)毎にセットをやりなおして、全部モニタリングしてるのかもしれませんね>自殺島@森恒二
    • 最終回。これも長かったなあ。アニマルの不良勢力として長期連載されてましたが遂に完結。>VF-アウトサイダーヒストリー-@林崎文博。
  • スペリオール
    • 新連載。幕末ですがいきなり桜田門外の変からか。前作とのつながりは(血筋とかでは)無いのかも。色んな時代に同じ様なキャラ、っていえば火の鳥とかになっちゃうけど>AZUMI-あずみ-@小山ゆう
    • お客の求める味と、店の安定した味って二律背反になることも多いけどね。>味いちもんめ-独立編-@福田幸江×倉田よしみ(原案:あべ善太)。
  • ヤンガン
    • 今号は合併号との関係で特殊発売日。6週間で2回ってことでこんな日に。
    • 新連載。新撰組ネタですか。幕末モノも多いよなー。今回はアニメコミカライズじゃないのね。>新撰組刃義抄アサギ@山村竜也×蜷川ヤエコ(構成協力:町田一八)。
    • なんという無駄妄想。実際、半年でどの程度なら変化しうるものなんでしょう。本編、まさかのこっちが開眼。えー。>咲-Saki-@小林立
    • めでたいのと怪人って相反してる気もするが。変身ヒーローが餅つきするって話は・・・ゴレンジャーごっこにはあったかもしれない。>天体戦士サンレッド@くぼたまこと