情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
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講談社KCの値上げについて、本誌価格との比較グラフを作ってみた

漫画




　ということで440円になるそうで、最初期の単行本(1967年)が220円だった頃からすると倍になるって事ですね。
　40年間の物価変動からすると妥当なんじゃね？とか思ったので本誌との価格でグラフ作ってみた。
　こんな感じ。


　


　だいたい同じような曲線になりますね。


　しかし、ここには罠があるのです。
　雑誌では定価が上がるのと連動してページ数が増えて行っています。
　以前調べたところ、オイルショック以降はほぼ一貫してページ単価0.5円程度。


　※参考記事：週刊少年漫画雑誌はここ30年くらい値上がりしていない


　それに対して単行本のページ数はほぼ一定。
　今見てみたら、KC2「ハリスの旋風」2巻が本文240Pで定価220円、KC163「男おいどん」5巻が本文205Pで定価350円、KC2890「将太の寿司全国大会編」17巻が本文233Pで410円*1、KCM4021「魔法先生ネギま！」23巻が本文173Pで定価420円*2。
　なのでページ単価はどんどん高くなってるとも言えますなあ。サンプル数もっと増やすと違うかもしれないけど。



　初期の単行本価格については


　本誌価格については「週刊少年マガジン」 五〇年 漫画表紙コレクション「週刊少年マガジン」 五〇年 漫画表紙コレクションから読み取りました。




#ただ、マガジンコミックの価格は「40年で倍になったけど、30年だと20%も値上がりしてない」、とも言えるわけで。難しいところです。


　参考までに元データ。

年,本誌,単行本
1967,60,220
1968,60,220
1969,70,230
1970,70,240
1971,90,240
1972,90,250
1973,100,270
1974,130,350
1975,130,350
1976,150,350
1977,170,350
1978,170,350
1979,170,350
1980,170,350
1981,180,370
1982,180,370
1983,180,370
1984,180,370
1985,180,370
1986,180,370
1987,180,370
1988,180,370
1989,190,370
1990,190,370
1991,200,390
1992,200,390
1993,200,390
1994,200,390
1995,210,390
1996,210,390
1997,210,390
1998,230,390
1999,230,390
2000,230,390
2001,230,400
2002,230,400
2003,230,400
2004,230,410
2005,240,410
2006,240,420
2007,250,420
2008,250,440

*1:税込み

*2:税込み

読んだ本

漫画雑誌
  1. 週刊少年ジャンプ
  2. 週刊ヤングマガジン
  3. 週刊ビッグコミックスピリッツ
  4. 隔週ヤングキング
  • ジャンプ
    • 覇王色とか何言い出してくれちゃってるの・・・。じいちゃんの拳が効いたりすることの説明にはなるんだろうが、先天的な資質がどうこうにすると一族だけが〜みたいな話になっちゃいそうなんだが＞ONE PIECE@尾田栄一郎。
    • 重くする人や麻痺させる人と組ませるとか、コンビネーションプレーをさせれば凄く強いと思うんだけどそういう発想は無いのかね。そもそもペラペラ能力喋るなよ、って話ではあります。＞BLEACH@久保帯人。
    • 本体というか質量のある方はやっぱり中だったってことか？まだよく分からない＞HUNTER×HUNTER@冨樫義博。
    • 編集部の風景なんかはそのまんまなんでしょうな。審査員は実名か。あと、この編集長はなんだかビームの奥村編集長っぽいイメージ。＞バクマン。@大場つぐみ×小畑健。
    • 読切。どうでもいいんで無関係な話をしますけど、小説家や漫画家がスランプってのを表現するので「書き損じの原稿用紙が屑篭一杯に溜まってる」っていうアレ、どこの誰が最初に使ったんでしょうかね。小説の挿絵や映画であったのかしら。それとも風刺漫画あたりでしょうか＞ダストシューターズ!!@五十嵐正邦。
  • ヤンマガ
    • 隔週休みいれて休載5本。
    • 当分ホスト漫画になるんでしょうか。しかし、いきなり100万って。こういうコールは取材の成果なんでしょうか＞新宿スワン@和久井健。
    • 少し遅めのポニョネタ。妖怪の干物の伝承は各地にあるみたいですが、一番有名なのは何だろう。河童か人魚か猿の手か。＞アゴなしゲンとオレ物語@平本アキラ。
    • 主人公はもう河合だなー。何でも屋としては良心的価格のような気もする＞エリートヤンキー三郎@阿部秀司。
    • 次号からちばてつやが読切前後編。これが例の戸棚とトキワ荘話ですかね。楽しみです。
  • スピリッツ
    • 今の若い子はゆーとぴあのゴムパッチン知らないんじゃないのか。＞闇金ウシジマくん@真鍋昌平。
    • あー、髪の毛の色変えたとたんなんか変わっちゃう人って居ますね。なんなんでしょうねアレ。＞上京アフロ田中@のりつけ雅春。
    • 運というかタイミングの良い人ってのは確かに居るかも。でも、本人がそれを意識したとたんツかなくなる事もあるし、偶然でしかないのかもしれませんが＞チャンネルはそのまま！@佐々木倫子。
  • ヤンキン
    • ものすごくどうしようもないネタをカラーページ使ってねっとりと。次回休載で再開は2009年2号とのこと。モーニングの為かなー。＞サンケンロック@Boichi。
    • 落語の登場人物で言えば「与太郎」とかなんだけど、現代においては難しいのも確か。ただ、昔の場合はそういう子供は長生き出来なかったが故に与太郎は特例として存在しえたわけで＞由良COLORS@藤堂裕。
    • 主役はもう爺ちゃんだな＞キリン@東本昌平。
    • アンコールは・・・まあねえ。でも、誰だったか(ツアーのうち何箇所かでだけ)アンコール拒否した歌手が居たような。そういう場合もあるってことで＞たもっさん@風間やんわり。