2008/04/01 22:15タイトルを修正・更新。
もともとは海の家だったというこちらの「稲毛亭」。
30年ほど前まではここまで遠浅の海が迫っており潮干狩り客などで賑わったそうですが、その後埋め立てと開発が進み、現在は海岸線から1.5kmほど入った位置になっています。
地図:
住所:千葉県千葉市美浜区高洲1-16-39
お店の営業時間:10:00〜20:00
定休日:毎週日曜日
駐車場があるので、車でもOK。ただし一方通行から入ることになるので下記地図の→のような方向で無いと駐車場には入れません。
こちらは駐車場と逆側の入り口からのスナップ。
上がり框が良い雰囲気です。
こちらを訪れたのは昼食には少し遅めの午後2時頃。
少し傾いた午後の日差しが南側の窓から差し込んで室内を照らしおり、この時点で昭和四十〜五十年代に来たかのような錯覚。
ちゃぶ台ともまた違う感じの角型テーブルと、積み重ねられた小ぶりの座布団がいかにもな雰囲気を出しています。
座席に座るとまず、小さな薬缶と湯のみでお茶が来ました。
このアルミの薬缶も最近ではなかなか見ませんね。
メニューは壁に張り出されていますが、どれもリーズナブルなお値段。
貝フライというのはあさりのフライだそうです。
この日注文したのはおすすめの「とんかつ定食+おしたし」。本来の合計価格890円が780円です。
「おひたし」か「おしたし」かメニューとで表記が違いますね。書く人によって違うのかも。江戸っ子?
しばらくして到着したのがこちら。
とんかつ、キャベツ、ご飯、あさりのお味噌汁、ほうれんそうのおひたし、お漬物。
お味噌汁はあさりがたっぷり、ご飯もボリューム満点です。
ごちそうさまでした。芥子がよく効きました。
総評
一人でまったりするもよし、家族や友人と行ってレトロを味わうもよし。
定食のご飯抜き(おかずのみ)というのも頼めるようなので*1、お酒が飲める方ならばそういう楽しみ方もありのようです。
こういう雰囲気が好きとか、畳の座敷が好き、と言うのであればかなりお奨めです。
残念ながら禁煙ではないので、煙草が苦手な方は込みそうな時間を外した方が良いかも知れません。
評価
- 雰囲気:☆☆☆☆ (昭和レトロが好きな場合は☆☆☆☆☆)
- お値段:☆☆☆ (普通)
- 交通: ☆☆☆ (どの駅からも少し距離があるので、自動車で無い場合は☆-1。複数人ならタクシーでも良いかも)
- 目的: 昼食、夕食向き(ランチ、ディナーという雰囲気ではありませんね)
- 予算: 一人1000円以下。お酒を飲むなら2000〜4000円程度?
- 総合:☆☆☆☆
星は最高5つ。
複数人で行く場合は☆+1で。
- 注意
- 上記の情報は2008年3月の訪問時のものです。お店の営業状況、メニューの価格などは変更される可能性がありますので、各自でご確認ください。
- お店の情報などに関しては嘘や騙しはありません。
*1:そうやってたお父さんがいました