情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

ふくしま政美「女犯坊」が復活。週刊漫画サンデー次号(11/6発売)より新連載。



マンサン次号表紙

週刊漫画サンデー2007年11月20日号


 ・・・えーっと、何から書けばいいのかな。
 まず、原作の滝沢解が2003年に亡くなっているため、坂本六有原作となっています。
 ここ3〜4年くらいで何回も「ふくしま政美復活」とか書かれてる気がしますがそれは後述。




 本作のオリジナル版は1974年〜1976年に漫画エロトピアで連載されたふくしま政美の代表作のうち一つです。
 単行本は、1997年〜1998年に大田出版から出た復刻版(ASIN:B00007C804)含め入手困難。
 ただ、電子書籍版が新品入手可能なので、紙である事にこだわらなければ変なプレミア付いたのよりはよっぽど良いんじゃないでしょうか念彼観音力。
 http://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=4271


 舞台は一応幕末ということになってますが、エログロマッドな世界なのでそういうのに耐性が無い人は覚悟を決めて読まないと辛いかも。
 今回のは、表紙見る限り洋服着てるんで現代っぽいんですが、実際どうかは読んでみないと不明です念彼観音力。




 しかし、近年のふくしま政美はちゃんと連載終わらせられない、というか、投げっぱなしなのが多いんですよね。


 2005年3月に月刊アフタヌーンで連載始動、とか言って「超市民F」が掲載されたけど1話が載ったきり。
 2005年5月〜2005年11月に週刊漫画TIMESで連載された「エド☆デカ」は打ち切り終了*1で1巻(ISBN:4832230271)のみが出版され、残りは未単行本化。
 あと、今年の4、5月に読切前後編で週刊漫画ゴラクで「樹海マン」が載りましたが、始まっただけでその後音沙汰が無いんで不明ですか。
 内容だけでなく、連載がちゃんとされるのかもちょっと不安なんですが。


 あ、でも雑誌*2自体が即潰れて宙ぶらりんだった「むさしの無」は今年描き下ろし付きでどうにか出てましたっけ。むさしの無



 そのままは無理だろうし、かといっておとなしくもならないでしょうし。
 期待半分、不安半分といったところでしょうか念彼観音力。


 とりあえずふくしま政美未経験者は、記憶喪失全裸マンぶらり暴力旅漫画「聖マッスル聖マッスル  上巻聖マッスル 下巻あたりから読んでみることをオススメします。
 一応は週刊少年マガジン連載作だし、抑え目・・・かも。



※当ブログの関連(?)記事



*1:それもひどい最終回

*2:コミックめだまん、だったかな

読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  2. 月刊 ヤングキングOURS
  • マンサン
    • 第二部完で沖縄編は終了。寅さんっぽいっちゃそうかもしれん。第三部もあるんでしょうか。>歯かけの恋(うた)@かわさき健×ふんわり。
    • この場面は見たくなかったような・・・>艶恋師〜放浪編〜@倉科遼×みね武。
  • ヤングキングアワーズ