情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  2. 隔週イブニング
  3. 隔週ヤングチャンピオン
  4. 月刊マガジンZ
  5. 月刊ガンダムエース
  6. 季刊サンデー超

 マンサン:久しぶりにシビアな展開だ?>静かなるドン
 イブニング:子供だけの料理店って免許とかどうなってんのか>味っ子2。
 ヤンチャン:いい話にしたつもりなんだろうけど・・・原作付きだけやってた方がいいと思うよ>ブラック・ジャック@田口雅之
 マガジンZ:大半のキャラクター(?)が他社出身なんだよなー。鉄人は光文社、仮面ライダー小学館、とか。
 Gエース:前回は猫耳、今回は手錠。本当にトニーたけざきが描いてるんじゃあるまいな。>ジ・オリジン
 サンデー超:のびのびと描ける場、なんですかねぇ。


夕凪の街 桜の国 (こうの史代) (ISBN:4575297445)で、多くの方がISBNやキーワードリンクで来てるので流石にあの一行感想はどうかと思い追加用の文章を書き上げてみたらこんなことになってしまって公開しようかどうか迷ったけどまあいいや、こんな感じで。



 この本はあまり近しい人には薦めない本です。


 正確に言えば、ネットの外ではこの本を読めと直接薦めたりはしないでしょう、ということです。
 (そもそも出さないでしょうけど)会話に出すとしても、興味を持ったら読んでみれば、という程度ですね。


 なぜなら、こういう本の感想を言葉にさせるのを強要するのが嫌いだから。


 感想を強要したつもりは無くても、どうだった?くらいの会話が出ざるをえない状況に陥れるわけで、「面白かったよ」、「私には合わない」、とかで済む類のものならいいんだけど、思い入れや思想とかがほんの少しでも(推す側に)あるとこれがもういけない。
 こう読んで欲しい、という意図があって*1、それに合わない感想でも言うのはどうかな、なんてことを読む側が考えてしまう類の本*2で、かつ、そういうのを持たれるのが嫌なタイプの物語だから。


 どんな本でも、読みたいと思った人か、たまたま出会った人が読むものなんで、出会うチャンスを広げるのはいいことだとは思いますよ。
 でもね、それを強要してはいけません。読めと言われて読む本ってのは、それがどんだけ良いものだろうと魅力5割、いやもっと減ですよ。


 ネットで感想を書くのはどうかというと、これは直接的反応を強要して無いし、自分で言葉にしようとしてるんでいいんじゃないの、って感じですかね。
 ただ、どんな本でも読め読めとキャンペーンみたいなことをする気は無いです。
 自分と波長の合う人が書いた推薦ならともかく、合わない人がそういうのをやってると「何があろうと読むもんか」なんて思っちゃうことがあるんですよね。*3
 自分の趣味があまり良く無いという事を認識してる身としては、合わない人を確実にその本から遠ざける結果になっちゃうんじゃないかなー、ってのもあるので。


 私が沢山の人にその本読んでもらいたいと思ったら、病院の待合室にでもそっと紛れ込ませておきますかね。
 誰が置いたか分からない、感想を無理に言葉として出す事を求めない・られない状態がいいなあ。



 内容と技術に関しては様々な所で語られているから、これ以上語ることはありません。
 この作品がその人にとってどういうものかは読んだ人には分かるでしょう。読まなきゃ一生わからないでしょう。それだけのことです。



#ここで疑問が一つ。キムチ鍋の素を使ってキムチの入っていない鍋は本当にキムチ鍋なのか?

*1:推測できて

*2:課題図書で書かせる読書感想文のような・・・

*3:今回は一度思いかけて、それとは別の方の文章を読んで思い直しましたし