情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

ヨタ話

昔は寿司も「二度づけ禁止」だったかも、という話

「昔」と言っても江戸時代までは遡らない、大雑把に明治〜昭和初期の東京における屋台の寿司屋の話です。 「すしの美味しい話」(中山幹、1996年)を読んでたときに出てた話。 戦前までの「屋台の寿司屋」を実際に作って再現した時のエピソードで 「あと、丼を…

「思い出補正」や「経年フィルタリング」による偏見をどうにかするのは結構大変、というのをジョジョの話から考える

「昔の漫画は面白かったのになあ」「今のバラエティー番組はつまんないよ」「ロックの黄金期は70年代だよね」「あの歌手は俺が応援し始めた頃はマイナーでさあ」「オタクってのは日陰者であるのが昔からの正しい姿なんだよ」etc... 正負両方のパターンがあり…

最古の「シスタープリンセス」関連資料が出てきた

年代は、多分1960年代前半。 東海紙製品株式会社(現:アピカ株式会社)が出していた「トーカイノート」シリーズの内一つみたい。 裏表紙はこんな。 表2、表3は、「たのしいぬりえ」として表紙・裏表紙イラストの線画。中は全部白紙ページで、表紙込みで全32P…

「のらくろ」の息子がクズすぎる

なんと、パチンコ狂いのニートだったんですね。 のらいぬ黒太郎といいます。 この歩き方漫譜がたまらんのです、が。 コラ また朝からパチンコか と、「喫茶店」の店主なのでちゃんと繋がった話だという事がわかります。 クレジット的にも「原案:田河水泡」…

藤原芳秀のデビュー作が載った週刊少年サンデー(1984年28号)他、画像小ネタ集

twitterに貼ってた画像ネタなどのまとめ。 藤原芳秀のデビュー作が載った週刊少年サンデー 1984年28号。島本和彦「炎の転校生」が表紙&巻頭で、貧乳水泳対決をやってた頃。 目次見ると今でも活躍してる作家が多い。 大友克洋の影響が大きいか。 今の画風(右…

せんにち!

今日で、連続1000日更新。 しかし、世の中には一日数回更新、その上記事の量も質も物凄いカトゆーさんみたいな人も居るので、この程度だとまだまだなんだよなあ。

現在連載中の含め「ヤング編」「ビフォア編」漫画って結構多いよね、という話

こないだ、増刊ビッグコミックオリジナルを読んでたら「新入社員浜崎伝助」という、釣りバカ日誌のヤング編が始まってました。 社長の顔知ってたら1巻1話と矛盾しちゃうんで、如何に、ハマちゃんをスーさんに会わせないか、という所に苦労してました。 さて…

2011年の記事まとめ

なんつーか、相変わらずまとまりが無いというか色々書いております。 トップ5以外でのオススメ記事に★をつけています。 アクセス数トップ5 集英社×2、オヤジ漫画×3 集英社の「社訓」がすごい(2011/09/17 20:15 修正) 阪神大震災直後の週刊少年ジャンプ(199…

新橋で見かけたマッサージ屋の看板がなぜかハルヒだった

店名などからのコンセプトとはズレてる気もしますが・・・。 店舗のあるビルの窓はこうなってました。 今年の夏コミ時に撮った写真なんで今店があるかすらわかりませんけどね。 こういうアニメ・漫画・萌え系ネタを風俗店が使うようになったのって何時頃なん…

漫画雑誌のグラビアってちゃんと見てる?

夏コミの間、サークルスペースやらオフ会やらで、駄弁ったり酒飲んだりしてた時にこんな話が出ました。 問い:「漫画雑誌のグラビアってちゃんと見てる?」 これに対する答えは千差万別でした 見るよ 好きなアイドルなら見るよ 普段読まない雑誌でもその為に…

漫画雑誌の柱にある「ファンレター募集」に注目してみる

古いけどみんな知ってる例だと 鳥山明先生に励ましの信(てがみ、中国ではこう書く)を送ろう。 とかそういうのの話。 今って、断ち切りまで描く漫画家さんが多く、そもそも「柱スペース」が無い作品が多いので、昔と比べると数自体減っていますが、まだまだ健…

今週のスピリッツの表紙が、WEBでなぜか不自然な黒抜きに

みんな分かってるんでしょうが、一応。 いやあ、何故なんでしょうねえ。 週刊スピリッツ | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 小学館での固定リンクはこちら。 ちなみに、同じ人物が表紙だった去年の47号もバックナンバー見てみると同…

折込ピンナップポスターの綴じ側の形状って何時からこうなってたっけ

今日のチャンピオンについてたAKBのもそうだったんだけど、最近のは綴じ側が切り欠きされた様になってるじゃあないですか。 ここんとこ。 絵で言うと赤く塗ったこういう形状になってるとこ。 これ、何時頃からこうなったんだろう。結構最近の事だと思うんで…

2010年の記事まとめ

なんつーか、相変わらずまとまりが無いというか色々書いております。 トップ5以外でのオススメ記事に★をつけています。 アクセス数トップ5 週刊少年誌がらみが3つ。ジャンプ作家関連が3つ、とも。 Oh!スーパージャンプに掲載された「ボンボン坂高校演劇部リ…

龍馬ブームに乗っかった漫画はどのくらいあったのか

もともと幕末ネタってのは人気のある題材なんですが、それにしても今年は多かった印象。 年初の時点でどの位あったかはこの記事をご参照ください。 幕末ネタ漫画多いよなー、と思ったので連載中のを探してみた そして、今年中に終わったのが多かった。 1月よ…

コミナタ漫研vol.1が面白かったので、メインの内容にあんま関係のないレポ

プロ目線のトークショー「コミナタ漫研」ゲストは森薫 - コミックナタリー コミナタ漫研vol.1、森薫と読むのは「失恋ショコラティエ」 - コミックナタリー トーク内容はあとで記事になるってことなんで、雑感的な話と印象に残った話をいくつか。 開演前のこ…

最近出版される小説は傾向偏りすぎだろ、という話

近来の小説を類別せし統計表によれば、全部を十としてその半ば五は皆これ女学生に関しての恋、 その一分半は華族に関して男女の間に必ず何等かの秘密を蔵せざるもの、しかも多くは不思議に伯爵以下なりという、 残る三分半のうち一分半は家庭の看板を掲げ、…

フランス語の思い出

「ポン・ヌフの近くにあるこぢんまりとしたバー」とでも訳すところを「新橋近くの一杯飲み屋」とした奴が居た。 ふと思い出した、それだけの話。

お酒は自販機で。茅場町の立ち飲み屋「ニューカヤバ」に行ってみた。

世界最古の自動販売機は「聖水」を売るもの、それもコインを入れる出てくる仕掛けだったと言います。 この「ニューカヤバ」の酒販売機たちもまた、その流れを汲んでいると言っていいのかも知れません。 ということで少し前に行ってきたんでレポのような何か…

コミケ期間中の写真とか

あとでレポや詳しいこと書く予定のもあり、とりあえずってのもあり、絶望した!ってのもあり、単なる自慢もあり。 日付・時刻はシャッフルしてます。

講談社「BE・LOVE」ロゴ変遷の歴史

マクラ 先日、「少年ファイト」が付録の少女ファイト7巻特装版を買いました。 で、その「少年ファイト」のロゴが週刊少年ジャンプベースだったんですよ、講談社なのにマガジンじゃなくて。 少年ファイトロゴ 週刊少年ジャンプロゴ 出版社によって違うんです…

七夕の短冊がひどかった

これ、大人が書いたにしてもちょっと判り難いだろ。 シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

バトル漫画に連なる物語の系譜と、「強さの説得力」分析チャート

戦いはただそれだけで、その瞬間を描いて見せるだけで面白いものになり得ます。 バトルとは勝敗という形での優劣の決定だから、本質的にスポーツであり 再び、尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所 というのがどうも納得しがたいんで少し真面目に書いてみま…

根本的に「ONE PIECE好き」はマイノリティーです

議論の大前提がおかしいと思うんだよなあ、今回のこの辺の話。 尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所 http://d.hatena.ne.jp/CAX/20100630/one_piece ワンピース批評が「できない」いくつかの理由 - こころ世代のテンノーゲーム なぜワンピースは面白いのか…

「月光仮面」→「けっこう仮面」、「まぼろし探偵」→「まぼろしパンティ」を現代の作品にあてはめてみる

永井豪の漫画「けっこう仮面」が「月光仮面」のパロディ、「まぼろしパンティ」は「まぼろし探偵」のパロディだってのはご存知のとおり。 永井豪エッチまんがセレクション (SP WIDE Pocket) どっちもパロディ満載で、毎回、色んな漫画や映画から敵役を持って…

「男装女子」をわかりやすく言うとなんだろう

sasanami 男装女子にもうまい言い方ないもんですかね。 ファンキーガッツマン on Twitter: "男装女子にもうまい言い方ないもんですかね。" shojib @sasanami 「おっぱいくん」とかどうでしょうか ばば(くりす@緑クマ) on Twitter: "@sasanami 「おっぱい…

歩いて東京の本屋めぐりをしたよ

GW中に東京行ったんですが、そのうち1日に歩いて東京の本屋めぐり(といってもごく一部の地域)をしたんでその記録。 天気が良くて歩くのが気持ちよかったが、もうちょっと気温高くなるとつらいだろうな。 振り出しは日本橋。 高島屋でやってた三岸節子展を見…

優れた・尊敬できる人物を「神」と呼ぶのはネットスラングじゃあないだろ、という話

「〜は神!」「〜さんは神です」みたいな言い方、日本独自のネットスラングかと思ってたんですが、そんなこと無いのね。 そもそも、ネット特有でもないし、最近でもない。 今回紹介する具体例は40年前、1970年です。 たくさんの友人から“神”扱いされている …

今週のサンデーの表紙は、WEB上で一枚たりともまともに表示されない

なんでこんなことが起こるんでしょうかねえ。不思議だなあ。ジャ 週刊少年サンデーの公式サイト上では、何故か人物が写ってる部分を反転。 小学館コミック -少年サンデー- 「今週のサンデー」も同じく。ニー WEBサンデー|今週のサンデー 小学館オンライン上…

写真でよくわからない先週土日の行動記録